すでに、海外の解説等の動画もアップ
して下さっている方がいらっしゃるので
わざわざ、Jスポーツの録画を観なくても
いいかと思っていましたが、
やっぱり、これ観たほうが良いですね。
やっぱり、女子フリー、杉田秀男氏の解説はさすがです。
しっくりくる感じでした。
すでに結果がわかってからの解説だったのかもしれませんが、
とても、行き届いていました。
多分、どなたかが、動画をアップ
してくださってるんじゃやないかなと
思いますが、
浅田選手のフリーの時の解説を
文字起こしてみました。
実況=小林千鶴=K解説=杉田秀男=S
※ 会話より、「まあ」「あの」抜きにしています。
K:浅田真央選手。ショートプログラム第一位。 ご存知のように、バンクーバーオリンピックの銀メダリスト。
四大陸選手権では、2008年、2010年と2回すでに優勝しています。
ショートプログラムを終えた時に、
「フリーは構成を変えてきているので強い気持ちで臨みたい」と話していました。
S:そうですね。世界チャンピオンでもありますからね。
K:そうなんですよね。
四大陸選手権で優勝した年には、必ず、 世界選手権で優勝という浅田選手です。S:そうですね。間違いなく良くなっていますね。はい。
ショートを観た感じでは、やっぱり動きがとても良くなりました。
前は、ジャンプを跳ぶ前にちょっと、 こう、浮き沈みをするような動きが
あったのが、それが、もう、ほとんど、無くなっていますね。
非常に安定しています。
演技開始K:フリープログラムは「白鳥の湖」。
新しいコスチュームで臨みます。
K:トリプルループS:これはすごくしっかりとしたジャンプですね。
(GOE)プラス2がとれるジャンプです。
K:この後挑戦するのがトリプルアクセルです。S:トリプルアクセル、
ん、ちょっと中へ入っていますね。
回転も足らなかったですね。
K:もう一つ、挑戦があります。
トリプルフリップとトリプルループのコンビネーション。S:トリプルフリップ、トリプルループ うん、ちょっと、
回転・・・ひっかかりますねえ。
トリプルルッツに挑戦・・・
エッジはインサイドになりましたけど、
プログラムとして入れてきましたね。
ダブルアクセルから、トリプルトゥループ
これも、ちょっと、足りないかな・・・
トリプルサルコウ、おーうーん、
ダブルになりました。
トリプルループ、ダブルループ、ダブルループのコンビネーション
ステップシークエンスから、コリオスパイラルシーウエンス
最後に、盛りあがりました。
やはり、ステップシークエンスも素晴らしいステップを踏んで、
音楽の感じを、本当に良く出していますから、
ですから、これは評価としても、非常に高い評価になりますね。
そこへ、最後にまた、コリオスパイラルシークエンスを続けて・・・
スパイラルとか、彼女の持っている美しさを充分に発揮した、
これも、(GOE)プラスという形で、
締めくくっていますね。
K:お客様のテンションも上がって(良く聞き取れない・・・)S:上がりますね。
プログラムに関して言いますと、
すごい挑戦をしていて、
なぜかと言いますと、彼女はね、
やっぱりルッツは、非常に悩んでいたジャンプですよね。
しかも、インサイドになる・・・・
それを敢えて、プログラムに入れてきている。
そしてまた、トリプルアクセルにも、挑戦してきている。
これは、今、良ければ、良いということではなくて
もう、次のステップ、次の段階というか、テーマというかを目標にして、挑戦してきたのです。
K:本人も今できる最高のレベルへの挑戦と・・・S:ですからね。これは、
コーチの佐藤さんと本人が、良く話し合ったうえで、
今、そういう状態になってきたっていうことで、
挑戦してきていると思うのですよ。
3Aの再生を観ながらS:これも、もう、ほんのちょっとですよ。
ショートの時はね、踏切が、もっとね、アップライトでね。
上体が腰から。入っていったんですよね。
今日は、ちょっと、中に入っていますね。
3F-3Lの再生を観ながらS:これは、コンビネーションも、ほんのちょっとですね。
それはね、ひとつはですね、
もうちょっと、スピードが欲しかったんですね。
はい。やっぱりね、非常に丁寧に、
非常にきちんと滑っているんですが、
やっぱり、ジャンプというのはですね、
高さに比例するわけですよね。
もちろん、そのためにはスピードが必要なんです。
だから、スピードがあれば、高さが出る。
高さが出たら、空中の滞空時間が長くなって、
で、回転が同じ回転であれば、
完全な回転がとれるわけですよ。
ですから、そういう意味では、
ほぼ、完璧な部分に、レールの上に
乗りつつあると言っていいと思います。
やっぱり、去年あたりの動きに比べたら、
今シーズンは、滑る時のフットワークとか、腰の位置といったものがですね、
非常に滑らかに、横に動くようになっていますね。
前は、ジャンプの前に「よいっしょ」というような、上下動があるような、
動きがあったんです。
間違いなくスケーティング技術というものが、
佐藤さんとのコンビになってから、
ステップアップしてきてるっていうのが
よくわかりますね。
K:3シーズン目になります。S:やっぱりね、そのくらい時間かかりますよ。
しかも、チャンピオンになって、
技術もあるだけに、
やれて当たり前というような・・・
K:得点が出るようです。
200点超えてきました。S:ええ!!完全に超えますよ。ええ!!! うふふふ
K:確かに、3A、3F+3L、2A+2Tは、 アンダーローテーションになりましたが、
良い得点が出ましたね。S:そうですね。ダウングレードが無かったですよ。
ですからね。やっぱり、次に繋がる良いプログラムだったと思いますね。
落ち着いた解説でした。
浅田選手の得点に対する疑問や、
ジャンプのURの理由など、
このように、説明していただければ、
納得がいく場合があります。
いつも採点にグレイゾーンを感じていますが、
的確な解説があれば、一般人でもいくらかは、理解できるのです。
杉田秀男さんについても、
賛否両論あるかとは思いますが、
ショートの3Aと、フリーの3Aの違いがよくわかります。
それに、杉田氏が、ちゃんと、浅田選手の成長、進化を見守ってきている感じが
聞いている方にも、とても好印象を与えます。
その試合限りの解説ではなく、
選手個々の昨日と明日をちゃんと見ている、ちゃんと話してくれる。
これが、本来、解説のあるべき姿です。
それを思えば、採点に対しての不信感は、フジの放送の解説のいい加減さによって、ますます増幅されているとも言えます。
それが、フジテレビの目的なのか?とも勘繰りたくなります。
何に怯えているのか知りませんが、
独占放送権を持っているのに、
肝心なことを何も伝えないなんて、
公共の電波を受信する側を「馬鹿にする」のもいい加減にして下さい。
誰が、国分太一(フィギュアスケート素人)の感想をまず、聞きたいと思うのでしょうか?
真実を伝えないのであれば、
伝えられない理由があるなら、
独占放送権をJ-SPORTに譲りなさい。
まあ、フジは腐れテレビ局でもういいです。
フジ離れが、ますます加速することでしょう。
今日は、女子フリーだけを観ましたが、女子SP(太田由希奈さん)、男子SP(田村岳斗氏)、FS(杉田秀男氏)も見てみたいと思います。
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この記事へのコメント
無題
Re:無題
レコメントがすごーーーーく遅くなってしまって
申し訳ありません。
最近、蚊や蝿記事を書いて、
どうも、体の調子がおかしくなって、
これって、もしかしたら、蝿のノロいかもしれません。
ほんと、塩沼さんは必要ありませんね。
Jスポーツが生中継でないのが、本当に悔しいです。
無題