無良くんのＦＳがとても良かったことの根拠として、
またジャッジスコアのお話なんですが
もう一言だけ。
男子シングルに関しては、プロトコル見るのも割と平気ですが
女子は無理 × 無理 ×1.1倍ですね。
それはともかく、
無良くん Erophee Eric Bompard ＦＳの得点の内訳は
TES = 78.11
PCS = 76.92
Deductions= -1
TSS = 154.03
TESは、エレメンツの基礎点 68.95 ＋ GOE 9.16 ＝ 78.11
＋9.16は、ＧＰシリーズ2012の5試合では、
Ｐ・チャンのRostelecom Cup ＦＳの
【TES 基礎点 70.98 + GOE 13.23.（ん？）= 84.21
に次ぐ、2番目に高いGOEです。
今シーズンのＧＰシリーズはＮＨＫ杯を残していますが。
それでも、 ＋ 9.16は、なかなか、出ない数字だと記憶しています。
たとえば、2011-12 シーズン 世界選手権
Ｐ・チャン 【TES 基礎点 74.11 ＋ GOE 14.45（は？） = 88.56 】
羽生くん 【TES 基礎点 79.25 ＋ GOE 12.74 = 91.99 】
高橋くん 【TES 基礎点 79.91 ＋ GOE 8.25 = 88.16 】
2010-2011シーズン 世界選手権
Ｐ・チャン 【TES 基礎点 82.83 ＋ GOE 13.61 = 96.44 】
と、相変わらずのＰ・チャンですが、
この時、銀メダルだったのは
小塚くん 【TES 基礎点 81.54 ＋GOE 16.99 = 98.53 】
ここで、小塚くんの神業のような GOEが出ました。
すごく正しい評価が出て、嬉し過ぎました。
その他のいろいろな要素でチャンが上回り、優勝はチャンでしたが、
小塚くんの技術が確かなものだと証明され、すごく嬉しかったですね。
あの時のＦＳをおさらいしましょう。
って、え？
YOUTUBE から、この時の小塚くんのFSがすべて無くなっています。
アップロードしても、全世界でブロックが掛かります。
残念・・・
ニコニコ動画
この小塚くんの演技を観て、
やっぱり、「ミスがない」＝ＧＯＥが高いようですね。
一部の例外を除いては。
無良くんは、ステップ、スピンでレベルの取りこぼしがあるのかな？と思いました。
↑ このあたりの解説について、
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フィギュアスケート男子シングル技術解説女子はこちら。
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自分など、全然、知識不足なのが良く解り、恥ずかしくなります。
とても、勉強になります。
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それじゃあ、無良くん。またね。
全日本選手権で「無良くん・・・」シリーズ復活の際にお会いいたしましょう。
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