あの会見・・・
真央ちゃんに笑顔が見えた。
彼女は、もう悲しみを超えたのか?
いや、そんなはずがない。
どれだけ笑顔を見せたとしても、心はずっと泣いている。
彼女の姿を画面で見ているだけで、ひたすら心が痛かった。
記事を書くことさえ、躊躇われた。
彼女の一言一句に、賢明さ・ひたむきさが表れていて
ただただ、胸を打った。
ショートプログラムの当日である今朝の練習内容から、
トリプルアクセルを跳ぶかもしれないと記事が伝えた。
折れそうな気持ちを支えるのが
トリプルアクセルなのだとしたら、
「跳んでほしい」
リスクを抑えて安全策をとる試合があっても良い。
完成度の高い演技で、良い順位になることは
世界選手権への通り道としては、正しいのだろう。
だけど
それだけでは、足りない。
世選の切符を得ることだけでは足りないものを
真央ちゃんは、この試合に求めてる。
それは「挑戦する」ことではないだろうか。
挑戦する気持ちが、今の真央ちゃんを支えてくれる。
そう思う。
15歳の真央ちゃんが、トリプルアクセルへの助走に入った時、
解説中の伊藤みどりさんが思わず叫んだ言葉。
「跳んで!真央ちゃん!」
ファンはみんな思う。
真央ちゃんが跳ぶと決めたのなら
跳んでほしい。と。
そして、いっせいにみんなで念を送るだろう。
「跳んで!真央ちゃん!」と。
世界中の真央ちゃんファン、及びフィギュアファンへ、
「真央は元気です。前を向いています。」
彼女は、そんなメッセージを込めて、今日、滑る。
だから、僕らは全力で応援する。
ただもう、ひたすら。
声枯れるまで、声援を送る。
[32回]
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