16歳といえば、
本格シニアデビューの歳ですね。
あの人もこの人も
必ず、通り過ぎたあの季節
美しくも儚げな少女たちの舞。
まずは、真央ちゃん。
演技の終了時、アナウンサーが一言
「Lovely」
まさにその通り。
キュート(かわいい)じゃ足りない。
ビューティフル(美しい)でも、まだ足りない?
まさに「愛すべき」存在。
それが「浅田真央」この人です。
コーチ繋がりでいってみましょう。
山田満知子ファミリーの逸品。
でもって、この時のコーチは佐藤夫妻。
繋がっていますね。
日本フィギュアの底辺を育てるコーチ陣。
素晴らしいお仕事をなさっていますね。
16歳で、このジャンプの完成度。
輝かしい未来の実績を予感させる演技です。
さらにコーチ繋がりで
佐藤信夫コーチの愛弟子ですが、
トリプルアクセルを跳ぶことから、ご察しいただけるように
もとは、山田満知子コーチ門下生です。
美しいですね。
ジャンプの癖がちょっと惜しいけど。
ジーンとします。
そう。先の方とこの方は宿命のライバルかもしれません。
かわいいですね。
10年後の今も変わらないけど、
やっぱり16歳ならではのかわいさがあります。
ジャンプのミスはあるけど
持ち前の表現力でカバー。
先の方とコーチつながりで
遥ちゃんです。
とはいえ、これってまだ昨々季ですけど。
最後は
「16歳シニアデビュー」の昨季を
弾けるような演技で飾ったこの方。
16歳。
他の選手がみんなホームのリンクで
日本人コーチに師事していた頃。
ロシア人コーチに師事し、渡米していた真央ちゃんを
ほんの少し、寂しいと思ってしまいました。
「もっと早く、佐藤コーチについていれば
回り道をしなかったかもしれない」なんて
素人は思ったりするわけです。
でも、回り道したからこそ、
そこに美しい花が咲いているのを見つけたのであって。
なんだか「赤毛のアン」の最終章を彷彿しますが。
「ラファエル・アルトゥニアン氏
タチアナ・タラソワ氏
両氏は、確かに、花を育てた。
水を与え、剪定し、
より美しく大きく咲くように、
たくさんの愛を注いでくれた。」
それは、間違いない真実なのです。
「それぞれの16歳」のテーマから、かなりズレましたが、
こんなに素敵な選手たちを育ててくださったコーチ陣には
あらためて感謝したい気持でいっぱいです。
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