「くるみ割り人形」には
二つの結末があるらしい。
これは今読んでいる「ドラフィル」という音楽団の小説に出てくる。
美奈川護 著 「ドラフィル 竜ヶ坂焦点が良オーケストラの英雄」
アスキー・メディアワークス社。
[133回]
ほとんどの童話や、物語は
ある種の教訓を含んでいる場合が多いが、
あえて、エンディングをぼかして、、
あとは、読者の想像力に任せている場合も少なくない。
日本では「浦島太郎」なども、物語も結びは諸説あるのだ。
「クリスマスの夜に、女の子がプレゼントにもらったくるみ割り人形連れられて、
おとぎの国に一行っちまうんだ。
まあ、ようはそれだけの話だが、
この物語は演出によってラストがふたとお折あるのさが二通りあるさ。」
「一つは女の子がそのままおとぎの国に残って、幸せに暮らしましたっていう結末。
もう一つは、自分の部屋に戻って全てが不思議な夢でしたという結末。」
もちろん、私たちフィギュアスケートFANは2005年のシニアデビューを飾った
浅田真央選手の「組み割り人形」を思い出します。

まだ、あどけない少女が、次々と高難度のジャンプを決め、
かわいらしい演技で、FANのハートをガッチリつかんだのは
今思えば、そう遠い、昔ではありませんでした。
結果もグランプリファイナル優勝、世界のトップに躍り出ました。
ところが、浅田選手は「おとぎの国で幸せになる」という結末を選びませんでした。
あの時、トリノ五輪によしんば出場が叶ったとしたら、
もしかしたら、おとぎの国で幸せに暮らしていたかもしれないと思うのです。
だけど、浅田選手は、現実に帰ってきました。
追いかける立場から、一挙に追われる立場に変わり、
体の成長と、環境の変化、自称ライバルの出現、コーチの入れ替わり。
様々な要因があり、浅田選手のスケート経歴は、
順風満帆とはいかなかったのです。
マスコミや、他国の巧みな嫌がらせなど、
輝かしかった「くるみ割り人形」の少女を大人に変えていきます。
7年の月日は、浅田選手を大人に変えていったのです。

卓越した表現力、類い稀なステップ、様々な魅力が備わった浅田選手を、
みんなが知っている「白鳥の湖」だからでしょうか?
ただ「幼稚」と言い捨てる、感性の鈍い「まんじゅう女」もいます。
中の城い(しろい)あんこ(本音)がははみ出した、夜店で買ったような、
まんじゅうのなんとまあ、まずそうなこと。
不味いまんじゅうは」、粗悪品の大好きな国が喜んでお買い上げしていきました。
そう、浅田選手は、天才を呼ばれた15歳に、その現状に溺れず、
(おとぎの国で、満足して、幸せな暮らしに甘んじることなく、)
日々、練習に精進し、現在の世界トップクラスの選手でい続けてました。
(現実の世界で、戦い続けてきました。)
それがどれほど、大変で、素晴らしいことか、
馬鹿な「夜店の白あんまんじゅう」には一生わからないでしょう。
白あんまんじゅうは、そろそろ賞味期限切れなので、
高く買ってくれる、他国の自称女王にでも、買ってもらって、
せいぜい、食あたりを起こしてもらい、
そうそう、例のお得意の、下痢ピー演技を披露してもらって下さい。
世界最高級の下痢演技力。大人の下痢。
ライバルはいない。
子供の下痢とは、天と地ほどの差があるそうです。
氷の上でおもらしするのだけは、辞めて欲しいものです。
PR
この記事へのコメント
無題
本当はこういうねたは苦手なんですが(^v^!)最後まで読んでしまったのは、あにきさんのお人柄がうかがえるからですね。
現実を受け止めて、でもその現実に毒されること無くただひたすら上を向いて歩み続ける。。。真央さんって凄い人ですね。今までの逆境は彼女をつぶすことはできず、かえって彼女の美しさを磨く手助けをしてきたような気がします。彼女を囲む汚らしい物の中で、周りが醜ければなおさら、彼女の美しさが際立って、その魅力にひきつけられる人はますます増えていくことでしょう。
かといって、今までの(今現在もですが)理不尽さ、不合理さは見過ごすことはできませんよね。こうやって声を上げ続けてくださるブログ主さんには本当に感謝します。
真央さんを応援するのと同時に皆さんのことも応援しています。
Re:無題
コメントありがとうございます。
レコメントが遅くなってすみません。
この記事・・・
投稿時間から、察するに、
相当な眠気と戦ってかいているようです。
途中で、文章が変わり、
「だ。である。」から、「です。ます。」に。
さらに最後のほうに至っては、
驚きの雑文ぶり・・・
こんなの最後まで読んでいただいたなんて、
申しわけないくらいです(TT)
いやあ、自分でも、最後のほうは覚えてなかったので
「世界最高級の下痢演技力、大人の下痢。ライバルはいない」で、吹き出しました。(^^ゞ
いやはや、お恥ずかしい。真央愛はたっぷりなのですが、
いくら嫌な奴のことでも、品のない表現は避けたいと思いました。