佐藤信夫コーチの名セリフは、数々あれど
浅田選手にかける言葉も、
厳しく、あったかく、切れがあって、そして大きな包容力に満ちています。
[110回]
のグランプリファイナル2012ニュース記事より、
佐藤信夫氏の浅田選手へ贈る言葉
これからは大人の調整 優勝の浅田
毎日新聞 12月9日(日)21時3分配信
フィギュアスケートのグランプリ(GP)で4季ぶりのファイナル制覇を果たした浅田真央。優勝から一夜明けた9日、「NHK杯と中国杯で得た課題をクリアした成果を、ファイナルで出せてよかった」と笑顔で語った。
フリーの棄権も考えたという腰痛は「確かに痛いけど、骨折したわけではないので」と述べ、周囲を安心させようとしていた。世界選手権代表の最終選考会でもある全日本選手権(札幌)まで十日あまり。今週中は休息や治療に充て、来週から本格的に練習を再開する考えも明らかにした。
「気持ちは昔と変わらないけど、22歳になって体に(年齢も)感じている」と浅田。佐藤信夫コーチに「
もう子供じゃないのだから、やり過ぎるとこういうことになる」と言われたといい、これからは自分の体とうまく付き合いながら、「大人の」調整を続けるつもりだ。
浅田真央、棄権も検討の腰痛…耐えて「金」の舞
読売新聞 12月9日(日)18時26分配信
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子で、4年ぶり3度目の優勝を果たした浅田真央は、11月下旬のNHK杯の後から、腰に痛みを感じていた。
この朝の公式練習後は、棄権も検討されたほど。試合直前の6分間練習では、痛みが増した。佐藤信夫コーチから「
こんな状態でもどれだけできるか試してみな。どんなもんだいというのを見せて来なさい」とユーモア交じりの激励を受け、「思い切ってやってみよう」と心を決めた。
優勝した中国杯とNHK杯に続き、七つのジャンプのうち成功したのは三つにとどまったが、悪い状況の中で最善は尽くせた。ジャンプ以外では、主に芸術性を見る演技構成点で、5項目とも8点以上という極めて高い評価を獲得した。
1年前は母、匡子(きょうこ)さんの容体が急変し、大会直前に欠場。4年ぶりの優勝に、「国際大会で優勝という形で戻って来られたのはうれしい」と笑顔を見せた。しかし、9日に一周忌を迎える母にどう報告するかと質問されると、「いつも変わらないと思うので」と言って声を詰まらせ、涙がほおを伝った。
痛みに打ち勝っての優勝。「こういうことも経験と思う」と前向きにとらえ、同じ会場で14か月後に行われるソチ五輪については「ここに戻って来られるように頑張りたい」と笑顔が戻った。(若水浩)
真央 直前に言われた「やめるならやめる、やるならやる 決めないとダメ」
スポニチアネックス 12月9日(日)7時44分配信
最愛の母に金メダルを届けた。女子フリーが行われ、SP首位の浅田真央(22=中京大)が今季世界最高の129・84点をマーク。合計も今季世界最高となる196・80点とし、4年ぶり3度目のファイナル制覇を果たした。母・匡子さん(享年48)が死去してから、9日でちょうど一年。悲しみを乗り越え、頂点に返り咲いた。
11月のNHK杯後に発症した腰痛は深刻だった。
8日午前の公式練習で腰を気にするしぐさを見せ、演技直前の6分間練習では力が入らなかった。佐藤信夫コーチに状態を伝えると「
やめるならやめる、やるならやる。どっちかにしないとダメ」と言われた。
棄権も考えたが、浅田は勝負のリンクに立つことを決めた。NHK杯で4度も失敗したジャンプは、この日はサルコーが2回転になったミスが目立つ程度。トリプルアクセル抜きでも、200点に迫るハイスコアだった。
浅田、再び輝きを。腰痛というハンデの中での価値ある4年ぶりのV
サーチナ 12月9日(日)7時8分配信
8日、フィギュアスケートGPファイナル女子フリーで、SP1位の浅田真央が今季自己最高の196.80点で首位を守り、4年ぶり3度目の優勝を果たした。本人が試合後述べたように今季はSPが良く、フリーで点を落とすというパターンだったが、この日のフリーではミスはいくつかあったものの全体に安定した演技で2位のワグナーに14.87点の差をつける圧勝。力の違いを見せつけた。
佐藤コーチが「(直前に)滑れないというようなことを言ってきた」と浅田が弱音を吐いたことを明かしたように腰痛は浅田を苦しめていた。トリプルアクセルを敢えて封印し、その分他のエレメンツの完成度をあげ、スピードに乗り大きくクリアで安定したジャンプを跳ぶという目標で再び輝きを取り戻し始めた浅田だが、ハードな練習は明らかに腰に大きな負担をかけていた。午前の公式練習でも腰を気にする仕草を何度も見せ、直前の6分間練習でも腰に手を当てる場面が見られ表情は非常に固い。
しかし浅田を救ったのはその地道な練習だった。「
日頃の練習が生きた」と佐藤コーチが語った通り、スピードを失い回転不足に陥る事が多かった悪いパターンは顔を見せず、高い演技構成点で今季自己ベスト。体調が悪くても安定した演技を見せられる技術の裏付けが今の浅田にはある。
「無事に滑ることが出来てよかった」と演技後、ほっとした表情で話した浅田。昨年母の急逝により出場出来なかったGPファイナルという舞台で腰痛というハンデを乗り越えての4年ぶりの優勝はいくつものタイトルを獲得してきた彼女にとっても一味も二味も違うものになっただろう。
天才と呼ばれ、躍動した演技で観客を魅了した2005年のGPファイナルから7年。22歳となった浅田真央は、一時は「スケートを止めたい」とまで思ったスランプを乗り越え、今季再び輝きを放ち始めている。幾多の苦難を乗り越え、ソチ五輪で最も輝くために、浅田真央の挑戦はここから始まる。(編集担当:田村和彦)
<フィギュア>母に届け白鳥の舞 浅田選手GPファイナルV
毎日新聞 12月8日(土)23時16分配信
【ソチ(ロシア)芳賀竜也】8日に当地で行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子で、浅田真央選手(22)=中京大=が優勝を果たした。昨年12月の前回大会は、母匡子さん(享年48)の容体が急変したため、渡航先のカナダ・ケベックから緊急帰国。4年ぶり3回目のファイナル制覇は、9日に一周忌を迎える最愛の母にささげる優勝にもなった。
フリーで、ロシアの作曲家チャイコフスキーの「白鳥の湖」を舞い、決めた優勝。母にどう報告するか、との問いに、浅田選手は「いつもと変わらないと思います」と答えたが、その後、感極まって大粒の涙を流した。
心が健康でなければ、演技も充実しない。象徴的だったのが、浅田選手の昨季最終戦となった今年3月の世界選手権(フランス・ニース)だった。フリーで7個中6個のジャンプを失敗し、浅田選手は「何をしていたのかな」と首をひねった。3年前から指導する佐藤信夫コーチ(70)は「
いろんな意味で、いろんな重圧があったことは間違いない」と、浅田選手の心中を思いやっていた。
そして、今季開幕前のシーズンオフ。佐藤コーチは「
スケートを滑りたくなるまで休みなさい」との処方箋を出した。浅田選手はスケート人生で初めて、2週間もスケートから離れた。「やっぱりスケートがしたい、という気持ちがわいてきた」と浅田選手。それ以降はこれまで通り、スケートに向き合うことができた。
ここ数シーズンは不振が続いた。「気持ちの面も技術面も不安定なシーズンだったが、こうして国際大会で優勝という形で戻ってこられたのはすごくうれしい」。さらなる高みを目指すための大きな一歩になった。
もっともっと、書ききれないほどたくさんの言葉を
きっと、浅田選手に贈ってくれている。
大きな存在。
ところで、タイトルに使用した「違いのわかる男」といえば、
ネスカフェゴールドブレンドのCMですよね。
【歴代「ネスカフェゴールドブレンド」CM主演者】
1970 松山善三 (映画監督)
1971 黛敏郎(音楽家)
1972 中村吉右衛門 (歌舞伎役者)
1972 遠藤周作 (小説家) - 2008年、唐沢寿明と当時のCM映像を使用した合成映像による"共演"CMが放映された。
1973 池坊専永 (華道家)
1974 北杜夫 (小説家)
1975 岩城宏之 (音楽家)
1976 清家清 (建築家)
1977 野村万作 (狂言師)
1978 二谷英明 (俳優)
1979 江藤俊哉 (音楽家)
1979 會田雄亮 (陶芸家)
1981 後藤純男 (日本画家)
1981 石丸寛 (音楽家)
1981 阿川弘之 (作家)
1982 やまもと寛斎(ファッションデザイナー)
1983 観世栄夫 (能楽師)
1984 由良拓也 (レーシングカーデザイナー)
1985 沢井忠夫 (箏曲奏者)
1986 高倉健 (俳優)
1987 靃見芳浩 (経済学者)
1988 小田和正 (シンガーソングライター)
1991 宮本輝 (小説家)
1992 坂東八十助 (歌舞伎役者)
1993 宮本亜門 (演出家)
1994 錦織健 (オペラ歌手)
1995 川瀬敏郎 (花人)
1996 石丸幹二 (劇団四季 俳優)
1997 熊川哲也 (バレエダンサー)
1998 和泉元彌 (狂言師)
1999 山本容子 (銅版画家)
2000 松本幸四郎(歌舞伎役者)、市川染五郎(歌舞伎役者)、松たか子(女優)
2000 野口健 (登山家)
2001 外尾悦郎 (彫刻家)
2002 緒形拳 (俳優)
2003 唐沢寿明(俳優)、三谷幸喜(劇作家、脚本家、俳優、映画監督) - 唐沢は2009年のゴールドブレンド チャージにも出演。
2005 大平貴之(プラネタリウムクリエーター)
2006 小林崇(ツリーハウスクリエーター)
2009 蜷川実花(フォトグラファー)
2010 大沢たかお(俳優)
2012 吉田美和・中村正人(DREAMS COME TRUE)
これの2013年に、
佐藤信夫先生に出て欲しいと思います。
ネスレ日本に熱烈リクエストしたいと思います。
というか、実は、お問い合わせコーナーに投稿してしまいました。
きっと、読んではもらえないと思いますが(^^ゞ
だばだあ~ば~だ~だばだ~あだばだ~違いがわかる男「佐藤信夫」~
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この記事へのコメント
無題
佐藤先生に私も一票~~♪
Re:無題
はじめまして。
コメントありがとうございます。
佐藤先生は、違いのわかる男ですよね(^^)v
ぜひ、やってほしいと思うのですが・・・
無理かな(^^ゞ
無題
長文失礼しました
Re:無題
こんばんは。
コメントありがとうございます。
佐藤先生は、ほんと、チャーミングな方ですね。
ほんわかして、でも、芯はしっかり厳しく。
こんな方が、真央ちゃんにはついているから、
安心できますね。
無題