はっきり言って、
人間のジャッジなど必要ない。
なまじ人間だから、
配慮という名の不正審判が無くならないのだ。
ユーロスポの画面に出てくる即時採点機があれば良いではないか。
重ねて言うが人間ジャッジは要らない。
[178回]
技術点は、機械任せのほうが、余程、公平であろう。
となると、PCSだけジャッジが採点すれば良いか。
ところで、PCSと言えば、
音楽表現なども評価される。
【Wikipediaより】
フィギュアスケートとは、
スケートリンクの上でステップ、スピン、ジャンプなどの技を組み合わせ、
音楽に乗せて滑走する競技。
名称はリンクの上に図形(フィギュア)を描くように滑ることに由来する。
音楽との関わりに対する評価は、
旧採点法 6.0システムにおいてはプレゼンテーション
評価の観点
a) プログラム全体の調和ある構成及び選んだ音楽との適合
b) スピードの変化
c) 氷面の利用
d) 音楽にあった楽な動作と確実性
e) 身のこなし
f) 独創性
g) 音楽の曲想の表現
現行 ISUジャッジシステムにおいてはプログラムコンポーネンツ(PCS)
5項目
1、スケート技術(Skating Skills, 略記号:SS)
2、要素のつなぎ(Transitions / Linking Footwork, 略記号:TR)
3、動作/身のこなし(Performance / Execution, 略記号: PE)
4、振り付け/構成(Choreography / Composition, 略記号: CH)
5、曲の解釈(Interpretation, 略記号: IN)
このようにルール上、
音楽との関わり方が大きく得点に反映されていると思われる。
ところが、「ジャッジ」と呼ばれるフィギュアスケートのジャッジ試験に合格した人たちは、
「基本的な音楽知識」すら持ち合わせていない。
音楽大学を卒業しているわけでもなく、
特別、音楽に造詣が深いわけでもない人が、スケートの技術の勉強を机の上でして、フィギュアスケートのジャッジになっているのである。
もちろん、ジャッジの中には自らが元選手であり、
過去のフィギュアスケート競技会への出場経験がある者もいる。
音楽に乗せて氷上で演技していた経験がある者もいる。
音楽の知識が無いのは選手も同じで、
フィギュアスケーターは、楽譜を読めなくても良いし、
バレリーナとて、楽典と学ぶ必要もない。
当然といえば当然だ。
しかし、ジャッジたる者。
音楽表現の良い悪いを見極め採点するのだから、
最低限の音楽知識を持ち合わせて欲しいが。
残念ながら、ほとんどのジャッジは「音楽」がわかっていない。
そこで登場するのが「振付師」というものである。
音楽に振りを付け、選手に表現させ、ジャッジに見せる。
いわば振付師は、音楽に造詣が丸っきり無い、ジャッジに音楽の解釈を教える「通訳」のようなものだ。
ジャッジは音楽表現の指標を
振付師の手腕や評判におもねるしかないのである。
また、ジャッジは素人の観客と同じか、それ以下の「感性」しか持ち合わせていない。
選手の演技中にはジャンプの回転やスピンのレベルなどを深追いしなければならないので、演技に感動する「暇」が無いのだ。
せいぜい見られるのは、顔(目力)と大袈裟な動作くらいであろう。
だから、ジャッジが付ける、TR、PE、CH、INなどは、
今、目の前で行われた演技に対して、即時に点数を付けるのではない。
選手ごとに、PCSの基準点を「競技経験値」「前季までの得点」「振付師が誰か」
もっといえば「前評判」「噂」などを踏まえ、予め、ジャッジミーティングで決めているのである。
当日の演技を観てジャッジが行うのは、
転倒などの演技を中断する失敗や、
著しいスピード低下があった場合に
基準点からどのぐらいマイナスするかを決めるだけである。
簡単である。
予め用意されたPCSの成績順序を崩さないよう配慮すれば完璧だ。
だから、見た目ノーミスなのにPCSが高い選手と、ミスがあってもPCSが高い選手が出てくる。
「不公平」だが、現行ルールの限界がここにある。
改善するとすれば、
技術点を付けるジャッジと
芸術点を付けるジャッジを別にすることぐらいだろうか?
そんな人件費がISUにあるわけがない。
貧乏ISU。
と、いうことで、
PCSは前もって決めているのだから、
人間ジャッジがその場に居る必要性は、ますます無くなった。
技術的な失敗の数だけ
予め決められたPCS基準点から引くだけだから、
機械が弾き出したTESさえあれば良い。
オーケーオーライ。
人間レスジャッジシステムよろしく。
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この記事へのコメント
無題
無題
ほんとにジャッジとカネメダルキムとあの捏造歴史国家と我田引水のバカルタンは要らないな~、この宇宙規模でさえ。うん、要らんよ。