まだ、試合でクリーンな着氷が見られていない真央選手の3Aですが、
彼女はシーズン後半にかけてフリーで2回跳びたいと明言しました。
これについては正直、リスキーだと感じました。
[256回]
後半までのスタミナ配分を考えても、大変そうだし、
8トリプルの成功という当初の目標から逸脱する(3トゥループが無くなる)のは残念な気がします。
しかし、そういったマイナス思考は
今の真央ちゃんに対して、持つべきではありませんね。
彼女がやると言うのなら、それが正しい選択なのでしょう。
また、3A2回は、ある効果をもたらすと推測します。
佐藤信夫コーチは3Aに対して
「試合になると興奮状態になり、スピードが出過ぎて、振られてしまう」
との発言をなさっていました。
これを読んで「3A2回」の挑戦は、
もしかしたら3Aをクリーンに着氷させるための作戦かもしれないと思ったのです。
2回跳ぶことで、3Aに対する思い入れの強さを分散できるかもしれないということです。
最初の3Aが、やや興奮気味に入ってちょいミスが出てても、2回目の(演技中盤?)の3Aでは冷静さを取り戻しているはずです。
また、得意技を、しかもかなりの得点を得る大技を2回入れたプログラムは、
八木沼さん曰く、「難しい構成の演技に挑戦していることで、演技構成点の底上げができる」に当てはまるはずです。
また、真央ちゃんのモチベーションアップにも、きっと繋がります。
ワグナー選手の言い方を借りれば、「真央はフィギュア女子の技術の底上げに尽力する、唯一の選手」なのですから。
ところで、「歴代五輪優勝者の衣装は青のジンクス」という内容で記事を書こうとして、歴代選手を調べていたところ、
クリスティ・ヤマグチさんの経歴の中に、
驚愕の一文を見つけました。
クリスティ・ヤマグチさんは1992アルベールビル五輪の金メダリスト。
驚愕の一文
「フリープログラムでは
トリプルルッツ +トリプルトウループ 、 2つ目のトリプルルッツという当時として難度の高い演技構成で1位となり金メダルを獲得した」
3ルッツ+3トゥループ
もう1つ3ルッツは
1992年時点の高難度ジャンプ。
あれ?
同じジャンプ構成でバンクーバーにて、
誰も出来ないような高難度ジャンプとか
言って優勝した人いましたよね?
18年前にすでに高難度。
しかも22年後のソチシーズンまで、
最高難度と言い張り続け、
女子シングルの技術の向上になんら貢献することなく、
同じレベルに留まり続けていても点数だけ向上する、裏口スケーターがいますね。
あえて名前は申し上げませんが、
クリスティ・ヤマグチさんの名前にちなんで、「キムチィ・ウラグチ」とでも呼んでおきましょうか?
スポーツには
競技そのものを愛し、競技レベルを押し上げる、尊い本物のアスリートと
自分が良い点取りさえすれば満足する、上っ面アスリートとがいます。
フィギュアスケートでは
前者は、もちろん、
浅田真央。
後者は、もちろん、
キムチィ・ヨナグチです。
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この記事へのコメント
無題
座布団全部取りなさい(笑)。
無題