高橋くんの演技がモロゾフ泣かせた。
モロゾフが泣いた。
この人も高橋くんのスケートに本気だったんだ。
佐村河内守さんは
振動で音を聞くのだと、
そう言ってた。
だけど、今日は
高橋くんの演技から
「音楽の祝福」が
溢れてくるのを
きっと見たはず。
指先で感じる音楽の世界と
目で見える音楽の世界を
高橋くんがスケートで繋げた。
それは心で聴く旋律を、
翼に変えた奇跡。
聴こえないという葛藤。
苦しい日々が報われる。
重い枷が解き放たれる。
それは雲の上の祝福が、
降りてきた地上の奇跡。
モロゾフの涙。
わかる。
わかる。
今回はわかる。
モロゾフも芸術家。
いつだって奇跡の色を追っている。
その色を目にしたら、
ただただ、神を仰いで、
涙が頬を伝うだろう。
高橋くんの新しい色。
なんて美しいのだろう。
彼が織り成す「音色」を
今は、ただ祝福したい。
[297回]
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この記事へのコメント
無題
無題
あまりにも美しい芸術を目の前にしたら
言葉の代わりに涙が出た。
言葉にできないほどの神演技をありがとうございます。