あにき日記

ジャパンオープンの高橋くんの衣装について、
色々な意見があるようだけど、
シンプルなブラウスは、
上級のテクがなければ着こなせない。
しかも、オフホワイト。

[242回]

高橋くんだから、似合う。

髪型も衣装に合わせて変えてくる。

これは、世界でも高橋くんだけかもしれない。専任の美容師さんがいるし。

高橋くんの「いい男」ぶりは、
持って生まれた要素　＋　センスの良さ　＋ 　おしゃれ好き。

氷上以外のファッションも良い。

何でも着こなす。
着崩しもうまい。

一つのことに長けている人は、
案外、日常的なことに構わなかったり、
服装にこだわりがなかったりする場合が多いが、
高橋くんの場合は、違う。

色々な方面へアンテナが立っていて、
埋もれそうな情報のなかからでも、
今の自分に最適なものを見つけ出す、
類いまれな感性の鋭さを持っている。

その才能は、毎シーズン、
違う振付師の作品を演じるという
競技スタイルからも読み取れる。

高橋くんはトータルバランスのとれた逸材であり、
また、時が熟す度に、新しい発見をくれる天性のエンターテイナーだ。

以前にも「来季はどんな色を見せてくれるのかな～color of Daisuke～」という写真集（アニキ作の稚拙なYouTube動画です）を作って、
毎シーズンの高橋くんが演じる色を
楽しみにしていたものだが、
思えば、その楽しみも今季限りだ。

これほど色どり豊かな感性には、
今後、なかなか出会えないだろう。
フィギュアスケート界も
一気に色を無くして残念だ。

自身の集大成として、
高橋くんが選んだのだから、
このプログラム、衣装、髪型が、
最適にして、最善であると断言できる。

高橋くんの才能を
最後の一瞬まで見届けたいと思う。