羽生くん、フィンランディア杯おめでとう。
FSは、初戦とあって、まだまだ要素をこなすのがやっとだったかもしれないが、
「これぞ、羽生ワールド」という色が全く感じられなかった。
「薄味」。
何やら既視感を覚える。
[262回]
キムのエコプログラムを彷彿する。
デヴィッド・ウィルソン氏は、
振付において、
個々選手の力量に応じて、難度の調整を行っていると思う。
しかし、総じてSPはテーマがはっきりして、まとまりのある、印象深い作品を観るのに対して、
FSは、なにやらテーマがボヤけているし、
「特にこの曲でなくてはならない」という強い動機が感じられない。
すべての作品を観ているわけではないので、これは、あくまでも主観の範疇だが。
毎季のキムプロ、昨季今季の羽生FSプロ、今季のワグナーFSプロ。
いずれも、曲目が変わったところで、何の問題が生じそうにもない。
観るものに伝わってくる気迫のようなものを感じない。
とにかく最小限の振りで、最後まで「体力温存」するのみが、目指すところのように見受けられる。
実際、羽生くんはFSでのスタミナがもっとも懸念される点なので、そのためのエコであるのは、おそらく確かだろう。
キムもしかり。
ワグナーも「目力」以外に何も伝わってこなかったが、最後まで大きなミスなく演じきっていた。
編曲についても、何ら、劇的な展開も施されず、淡々と綴っている。
緩急も有るような無いような・・・
サビの盛り上げに欠け、物足りなさを感じるままに、演技が終了する。
しかし、
演技を最後までやりきる、
または見た目ノーミスの演技をすることは、フィギュアスケートにおいて
無視できるもの、否定できるものではない。
演技全体の完成度を上げることは、PCSを引き上げる有効なやり方(少なくとも現行ルール下では)であることは、確かなのだ。
それに見た目ノーミスの演技には、観衆も惜しみ無く拍手を贈るだろう。
観客を魅了したように勘違いされても、いたしかたがない側面がある。
そこなのである。
デヴィッド・ウィルソンの体力温存プログラムのトリックが、そこにある。
平べったい退屈な演技でも、勿体ぶって、さも演じています風に見せ、
さらに、見た目ノーミスにすることで、
演技構成点の底上げを企んでいるのである。
デヴィッド・ウィルソン振り付けは、
体力温存が必要な選手に有効に使われている。
そういった作品で振り付けの評価を上げ、積み上げていくことで、
振り付け師デヴィッド・ウィルソンの評価の底上げも為されているのだ。
現行ルール下においては、如何に駄作でも、ウィルソン振付というだけで、演技構成点を引き上げる、
そこに、ジャッジの芸術的感性の限界がある。
しかし、デヴィッド・ウィルソンの作品がすべてエコなわけではない。
パトリック・チャンの昨季プログラム「ラ・ボエーム」などは、凝った作品のひとつだと思う。
出来ると思われる選手には、難しい振り付けを施す。
ただ、パトリック・チャンにあの振り付けが合っていたかどうかは疑問である。
また、日本男子選手に振り付けたSPには印象深いものもある。
羽生くんは、たしかに今は体力温存がテーマかもしれないが、
ウィルソンの、ある意味、無難なプログラムより、
観るものの魂を鷲掴みにするようなプログラムを、いずれは滑ってほしい。
彼には、おとなしい外面からは想像がつかないような灼熱を、内面に燃やしている。
羽生くんの内なるパワーも表現できないよなら、
ウィルソンもワンパターンのエコノミー振付師のまま、その内、飽きられて終わりである。
そういえば、ハビエルの今季FSは何かね?
ハビエルの個性を生かしながら殺しているように思えてならない。
すみません。間違いました。コメント欄でご指摘を頂戴いたしました。
今季ハビエル・フェルナンデス選手のFSは、カートブラウニング氏でした。
訂正し、お詫び申し上げます。
ウィルソンは、時々、個々の個性を誤解?
いや、思い込みしてるような気がしないでもない。
個性を掴みきれない時は、ただウィルソン色に染めるだけという、
「手抜き」も時々、見られる。
適当に振り付けしても、今はネームバリューで点数が伸びる。
何しろ、需要が多いものだから、
すべての選手に魂のこもった振付などしている余裕はないだろう。
「適当で良かろう。私を誰だと思ってるんだ。畏れ多くもデヴィッド・ウィルソン様であるぞ。振付てやるんだから、ありがたく思え」なんて、思ってるかどうかは知らんが。
もしも、ウィルソンが現状に満足をしているようなら、
進む先には、必ず崖が待っていることだろう。
何なら、キムと共に堕ちるかい?
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この記事へのコメント
こんにちは!
精一杯な感じを私も受けましたが、今後滑り込むこと
で体力をつけ、今より伝わるものがあると思っています。
決してキム選手の様な、エコプロではないですし。
男子選手では難しい4S、4Tも入れ、スピンでは柔軟性を生かした新しい技にも挑戦しています。
つなぎの部分でも、綺麗な姿勢のイナバウワーやジャンプの入りに難しいことをしながら3Aを跳んでます。
ウィルソンプロは皆同じエコプロではないですよ。
あにきさんがウィルソンさんに対して思う気持ちは
わかりますが、ゆづくんに対して振り付けたものは
エコプロではないことだけは言いたいです。
薄味
私もちょっと薄味に感じてしまいました。
ワールドで銀をとったロミジュリが印象的だったので、特にステップがそのときと比べてしまうと物足りなく...
まだ初戦なのでこれから滑りこんでまた羽生選手ならではの新たなロミジュリを見せていって欲しいです。
同感
羽生くんのファンの方はすごく喜んでいるのですが、
他のブロガーさんも少し懸念を出されてましたね。
私も、優勝というニュースを見たので、動画で確認してみましたが、
率直に「キムみたい」と思いました。
ジャンプはそれぞれ素晴らしいのですが、
ミスの無いわりに何を表現したいのか伝わってこない
ジャンプして漕いで、着氷してくねくね
けして、羽生くんを貶したいわけじゃなくて、本当に率直に嫌な既視感に襲われました。
それでも、滑り込んでいけば
抑えきれない、羽生オリジナルが出るとは思いますが、
なんの振り付けもなく、バッククロスだけの所に
羽生くんが勝手に振りをつける事は出来ないと思うので
私は少し残念に思いました。
が、今のルールと彼の体力を考慮すれば、勝算はグンとあがるんですよね。
なんて酷いルール・・・
はじめまして
いつも興味深く拝読しております。
私は日本人選手では特に真央ちゃんと羽生くんを応援している者です。
今回の羽生くんのFPですが、体力温存プロか否かという点のみでは、否だと思います。むしろ鬼構成かと。
前半に2種クワド、後半に3Aコンボ2つに加えて、4日の公式練習では繋ぎの濃さもはっきりと分かりました。完璧に滑ったらかなりの体力消耗プロです。
阿部先生のロミジュリは大好きですが、こちらは技術的に今回のウィルソンプロより劣り、休憩パートもあります。
どちらかというと体力温存プロは阿部先生のロミジュリの方ですが、羽生くんの内側にたぎる熱をぶつけやすく、素晴らしいプログラムだと思います。
6日の演技後の本人の談では「ジャンプに不安がありジャンプに集中してしまった為、表現が全く出来なかった」との事でした。
確かにジャンプ以外をかなり抑えて滑り切っており、まさに薄味という印象でした。
羽生くんのウィルソンプロは構成的に非常に厳しく、本人の状態が悪ければ、表現を抑えるか、ジャンプの難度を下げるかの選択をしなければ、滑り切る道が無くなると思います。
彼が思いっきり表現出来る程このプロを滑りこなせる日がくる事を祈ってます。
…あとは好みですかね。
こう、もっと自然に羽生くんの内側の熱いものをぶつけられるプログラムを作れる振付師は他にいるのでは?と思ってしまったりします。
ハビエルくんのプロは全く同意です。
ウィルソンは何をしたいのか?としばらく考えてしまいました。
考えても仕方ないのですが…
はじめての投稿で勝手な事を長々と失礼致しましたm(_ _)m
無題
初めまして。
ウィルソンプロでは高橋選手のSP、「In the garden of souls」は高橋選手の演技と相まって傑作だと思いますが、FPは特に良いものは思い浮かびません。
羽生選手は若いのにいつも体力不足を指摘されてますね。(後半バテバテはシニアでは恥ずかし過ぎます。)
私はFPは滑りきって当たり前、競技に出場するからには、プログラムを完成させることを目指すべきだと思います。
スカプロでないと言うのなら、滑り込んで
素晴らしいものにして見せて欲しいと思います。
キムヨナはそれ以前の問題、スカスカプロ。
真央ちゃん、大好きです。
皆が応援していますよ。
横から失礼します
若いのに体力が無いのではなく、若いから身体がまだ出来上がっておらずスタミナに苦労するのですよ。
男性は女性より身体の成熟が遅く、ジュニアの17・18歳男子が、シニアより30秒短い4分間の演技後半にバテているのをよく見かけます。
羽生選手は特に身体の線が細く、スタミナ面が安定するには時間がかかるタイプだと思います。
ですが彼はシニアで、大人の身体の男性と同じ土俵で戦っています。後半バテていては見劣りしてしまい、せっかくの技術が台無しになってしまいますよね。
身体の未熟さはハンデですが、シニアとして戦う以上、早く最後まできちんと滑れる体力を身につける必要がありますね。
若くても、ピーク年齢を過ぎていても、どちらも大変ですね。
「若いのに」という箇所が気になり、突然モモコ様宛にコメントしてしまいました。
失礼をお許し下さい。
プログラムについてですが、羽生選手が体力を奪われる原因はプログラムにもあると思います。
今よりジャンプの難易度を落とした構成にすれば体力は最後まで持ち、繋ぎも活きてくるでしょう。
FPを持ち越した町田選手が、昨季は1クワドだったのを今季2クワドにし、繋ぎを減らしましたが、後半に疲れがみえてしまいました。
彼は表現力が大変優れており、年齢もフィギュアではピークと言われる時期なので、高難度ジャンプがいかに体力を奪うか、非常に分かりやすい例かと思います。
羽生選手の場合はジャンプの難易度を落とせば、ベテラントップ選手には勝てません。なので戦略として難易度を落とすのは無しですね。
今回さらに、後半にハーフループの三連コンボを投入し、3A-2Tの入りがイーグルからのBOカウンターになってます。
後半でこの構成ですから点数は出ます。ジャンプの前後が難しいのに流れが途切れないのでSS評価も上がるでしょう。
が、ただでさえ劣る体力は限界に… 表現面まで魅せてくれる事を心待ちにしているのですが、もう少し時間がかかるかもしれません。
キムヨナ選手は低難度とまでは言いませんが、高難度とは言えないプログラムを上手に滑ってみせています。
言ってしまえば、表現面をこなすという点では、羽生選手よりきちんと出来ていると思います。心からの表現とは感じられず、全く魅せられませんが。
オーサー、ウィルソンとくればどうしてもキムヨナを思い出してしまいますが、私には、常に高難度の技に挑戦し続けている羽生選手と、キムヨナが重なっては見えません。
無題
私がウイルソン氏の振り付けで、素晴らしいと思ったのは、高橋選手のin the garden of souls、小塚選手のexodus、アボット選手の life is beautifulです。
いずれもスケーティングスキルの高い選手達ですね。彼はスケーターの技量によって、振り付けのスタンスが違うのではと思います。
例えば、スケーティングスキルが足りない選手には、高いPCSを出すために最大限の工夫をして補う。PCSに直結するつなぎをてんこ盛りにする。逆にいえば点数につながらないことは省略する。そこが省エネに見えるのかもしれません。
そして表現は、音楽と顔芸で助ける。
一方、スケーティングスキルの高い選手には、点数狙いよりも彼の芸術家としての欲が優る。直接得点につながるとは言えない動きが増える。アボット選手のフリーはまさにそれ。高橋選手のSPもPCS(私はPCS=芸術性と思っていない)よりも芸術性を重んじていると思います。音楽の使い方も、スケーティングを引き立てるように使う。音楽が脇役にまわる。音楽で助けるのではなくね。
とても才能のある振付師だと思います。
選曲や編集、音源もセンスがいい。
だからスキルの高い選手との作品が楽しみですが、その組み合わせが少ないのが残念。
残念ながら、チャン選手とは相性が悪い。
高橋選手とは相性が良かったのでは。残念ながらもうお目にかかれることもなくなったけど。
横から突然すみませんでした。
これからも楽しみにしています。
無題
高橋選手、小塚選手のSP、フェルナンデスの昨季FSは、各選手の長所と短所を踏まえて、バランスの良い作品に仕上がっていると思います。
パトリックはスケーティング技術が高すぎ、それに対して音楽表現が残念すぎ。
羽生選手はジャンプ技術が高すぎ、それに対して体力が無さすぎ。
彼らの激しく秀でた技術と、その対極にある弱点とのバランスを取り、且つ長所を上手く引き出すのは、ウィルソンには難しいのかもしれません。
(羽生選手の今季FSに関しては、まだ初戦を終えたばかりなので、滑り込んでみないと何とも言えないところがありますが。)
この2人に関しては、他の振付師の方が相性が良いのかもしれませんね。
キムに関しては、まさに弱点を把握して上手く作りあげていると思います。
彼女の表現については、ウィルソンのプログラムはもはや関係無い様に思います。
彼女自身の内側の問題かと…
はじめまして
私が何処でも怖くて言えなかったことを書いて下さり、その勇気に感謝します。
羽生選手は才能豊かであることには文句のつけようがありませんが、芸術かというとそう感じた事がありません。
(ファンの方ゴメンナサイ)
若い頃は技術頼み、これは当たり前かとも思っています。ただ、シニア上がりのロミジュリ、ワールドで高橋選手よりフリーが上なんて考えられませんでしたが(最後のステップ、気持ちは伝わるのですよ。痛いくらい気迫も伝わるのです。が、足が着いてこない。これがシニアとジュニアの違いと思ったものです)、まあ想いは伝わりました。十分過ぎるほど。
それからの彼のもう進撃
唖然です。鬼プロではありません。初戦の鬼ステップを見たときは、期待しましたが、彼陣営は「勝つ」事に拘りました。
結果、(私には)見せ場のステップが何処かわからずじまいのプログラムに変更してしまいました。初めに見た鬼ステップはいずこへ?なのに、爆点、更にPCSも負けていない。省エネか?と私も感じた瞬間です。
音楽と一体化していたか?という点に拘ると、高橋、アボット選手と同列に語れない。彼らこそジャンプのないブログラムでも惜しみなく拍手を得られる世界観を魅せるから。
でも、若い彼にはまたその域に達していない。がむしゃら感こそ武器だと思うのに、それを生かさず殺す「勝ちプロ」が何かを連想させてしまいます。
避難囂々くるかなー(>_<)ゞ
でも、やはりステップ、たとえ大きな得点源でなくても、個性が一番でるところなのに勿体無い。
深いエッジワークで複雑奇怪なステップを踏んで文句なしのトップ選手になって欲しい。
ただそれだけです。
アニキ様のお考えに便乗してすみませんでした。
それぞれの想い
あにき様、コメント欄をお借りします。
高橋選手の引退が近く(ご本人はまだやるかも、と仰ってますが)、ファンの方々のテンションが高いですね。
好みはそれぞれあります。
フィギュアはステップだ!いや、ジャンプだ!いやいや、スケーティングだ!何よりも表現だ!と言ってもそれに答えなんてありません。
総合的に総て揃える事が出来れば、多くの人が納得する演技になるでしょう。
たとえ弱いところがあっても、選手の情熱が伝わり、感動する演技になる事もあります。
ある選手のファンが、あの選手の◯◯こそがフィギュアである。それ以外は認めない!と決めつけるのは自由です。
が、それぞれ選手にも個性があります。
贔屓選手への愛故に、他選手の個性を否定する意見には微妙な気持ちになります。
全ての選手を受け入れろとは言いません。
ですが贔屓選手のそれこそが正しいフィギュアだ!というのは、その根拠もまさに人それぞれで、あくまでも好みの問題だと思います。
私があにき様の所にお邪魔するのは、浅田選手を愛しながら、日本人選手全員を頭ごなしに否定せず、見守ってらっしゃるからです。
その懐の大きさ故にこちらに訪れております。
私は高橋選手の演技が好きですし、是非ともソチに出場して、他にはない表現の世界観を刻み込んできて欲しいと思っています。
と同時に、羽生選手にも、素晴らしいジャンプと気持ちのこもった演技で、外国勢を蹴散らして貰いたいと思っています。
そして何より、浅田選手ですね。
彼女には、こちらから勝手な期待の言葉を掛けるのは申し訳ない気持ちになります。
ただただ、浅田選手の想いがとげられる事を祈るばかりです。
目先の勝利は甘いけど
高橋選手も以前は後半バテバテでしたが、徹底的に体を鍛えてスタミナをつけましたよね。食生活も相当ストイックに気をつけていたはずです。「賢い」人は、エコプロを編み出して金メダリストを造り上げたけど、地道な努力の結果ではないから魅力が無いですよね。選手自身がスケートの奥深さを追求出来ないからそれはそうでしょう。高橋選手のような至極全うなアプローチの方が一見遠回りでも、一つ一つ毎年確実に成長が見れるから、ファンをいつまでも虜にして離さないのだと思います。
羽生選手も、目先の勝利の味を知ってしまったから、少し心配です。まだ若いから、道草もそれはそれで何かを見つけられるハズなんですけどねぇ。長文失礼しました。
何だかな
高橋選手だけが苦労していて、羽生選手は楽をしているのでしょうか?
高橋選手は至極まともで、羽生選手は間違っているのでしょうか?
高橋選手のファンは、まるで高橋選手だけが努力し、地道で正しい様に言う方が多いですが、それは違うと思います。
それぞれの選手をよく知れば、高橋選手だけが正しい、という結論にはなりませんよ。
ひとつひとつ細かく述べると、あにき様のブログ上で喧嘩になってしまいそうなので、これ以上は控えます。
失礼しました。
なんだかなー
あにきさんは、厳しいことを言いつつも成長を楽しみにしているというスタンスで仰っていると思うのですが、残念ながら、そうは取らない方も出てきているようです。文章って難しいですね。
目先の勝利に目が眩んだだの酷い取り方をしている方もいますね。
羽生くん含め、日本男子全員好き過ぎる私としては少し悲しいです。
日本のファンがあれこれやりあって、選手の耳にもし入りでもしたらどうなるでしょう?
喜ぶのは外国勢ですよ。
はじめまして
私は男子選手では羽生選手のファンです。羽生選手の記事に一言失礼します。体力温存プロというのは、うーん、どうでしょうかね…。ファンだからひいき目で見てしまうのかもしれません。後半5連続のジャンプですから、構成そのものはハードだと思うのです。ただ私も既視感を感じてしまったのは、否めないです。思わず構成を確認してしまいました。フィン杯は初戦ですから、今後に期待したいです。
フェルナンデス選手は4回転が3本もあるのに、ちょっと残念な印象は否めません。新プロよりはチャップリンの方がいいですね。ウィルソン氏のプロでは、2シーズン前の高橋選手のSPは良かったな~と思います。
モモコさまへ:モモコさまへのコメントには他の方のコメントがあるので、悩みましたが、これだけ言わせて下さいね。‘若いのに体力不足が指摘……恥ずかしすぎます’の一文は、私は悲しくなってしまいました。ぶしつけな事を申し上げて失礼しました。
羽生選手は喘息持ちです。成長にしたがって体は丈夫になりますし、それにつれて体力も補えてくるはずです。表現力も伸びしろがあるかと思いますよ。
話題が少しそれますが、浅田選手は体力がありますね。あのステップワークには感服致しました。
応援する選手が異なっても、それぞれしっかり見届けたいですね。
無題
カナダでスケーティング、基礎体力を養って成熟した暁には、カメレンゴプロとか、タラソワプロとか・・ナタリア・ボブリンプロが見てみたい!
真央ちゃんは今シーズンで引退予定ですが、真央ちゃんの滑るウィルソンプロ、カメレンゴプロなど見てみたかったな・・・どんな感じになるのか・・・
ハビエルくんのプロはチャップリンの方がよかったかな・・・
無題
対比
そのために神は、彼をその環境へ身を置かせた。
真央ちゃんが閉じ込められた過去の闇、それに光を当て、本物の女王が誰であるのか、誰であったのかを知らしめる光の使者、私はそのように羽生選手を見ています。
横レスですが・・・
それから、羽生選手のフリー、あの鬼構成で体力温存プロなのでしょうか・・・。
横レス失礼しました。
エコプロ!?
羽生選手のあのプログラムが体力温存プログラムですか。
あの基礎点の高いプログラムが。
ジャンプの鬼構成は誰の目にも明らかですが、スピンだって苦しい体勢をとっています。本人がこだわって取り入れているビールマン、それにイナバウワーだって苦しいはずです。
誰にも出来ない難しいジャンプの入り、今季から新しいコンビネーションジャンプも取り入れ、先季より更に難度を上げているんですよ。
ずっと同じ構成、もしくは難度を落とした構成で、ジャンプの基礎点が低く、ありえないGOEでそれを補っていたヨナと、どうして同列に語れるのですか。
「目先の勝利」などと書いている人がいらっしゃいますが、目先の勝利を選択した結果が、あの高難度のジャンプ構成になったというわけですね。
甘い目先の勝利と聞くと、それは自分にとって楽な方法を選ぶこと、だと私は解釈してしまうのですが違うのでしょうか。
あれだけのジャンプ構成をやり遂げるには、どれほどの努力が必要なのか、想像に難くないと思いますが。
高橋選手のような全うなアプローチ?
選手がそれぞれ自分の得意分野からアプローチすることは全うではないと?
羽生選手は、自分は演技構成点では勝てない、だからジャンプで勝負する、的なことを言っていたと思いますが、競技である以上、勝つための戦略としてそれは当然のことではないでしょうか。
試合なのに、そのような戦略を否定されるスポーツって何なんでしょう。発表会じゃあるまいし。
みんなが高橋選手のような演技をすればいいんですか。
いろんな選手がいて、それぞれの戦い方があっていいんじゃないでしょうか。
もちろん表現力も大事、その見せ場であるステップがつまらないものであってはガッカリするのもわかります。
でも、羽生選手は決して表現を疎かにしてジャンプだけを重視しているわけではありまんせんよ。
そんなことは彼のインタビューを見ていればわかるはずです。
羽生選手にとって難しいステップ構成になっているために、足元に気をとられて表現面にまで行き届かない段階なのだと思います。
そこがヨナとは違うところです。
やつのは見せかけの表現を十分に行うためのエコステップです。
羽生選手のステップは、高橋選手や小塚選手に比べたらまだまだ力量不足ですが、本人もそれは十分に理解した上で努力しているはずです。
高橋選手にしか出来ないこと、そして羽生選手にしか出来ないことがあるのです。
そして現段階で、最後まで滑りきるために、本人の力量にあった内容にするのはどの選手も同じであって、そうしなければプログラムが成り立ちません。
それを体力温存と表現するのは悪意に満ちています。
ヨナ憎しでウィルソンを批判するために、あるいは高橋選手ファンが、ゆづ憎しでよく内容を理解せずに語られている、という印象を持ちました。
羽生選手の演技が気に入らない、プログラム構成が好みではない、というのはもちろん人それぞれの勝手ですし、そのように書かれるのは自由です。
ただ、エコプログラムだの目先の勝利だのと、いい加減なことを書かれるのはいかがでしょうか。
文章を読んで
という感じに取れます。
フィギュア演技の好みは人それぞれですが、表現力ばかりもどうかと。
日本人なら日本人選手を応援して欲しいです。自分は日本人皆頑張って貰いたいですが。キムチがどーのこーのと関係ないです
意地でも絡めたいのですね。
残念です。
カートではありません
wikiが間違ってます。
JOの時にハビのファンミがあり、そこで本人がウィルソンと言ってます。
ハビのファンFacebookに、質問と回答があります。
wikiは間違ってること、よくありますよ。