これは、ちゃんとフィギュアスケートがわかってる人がデザインしたんだなと思う。
「イソギンチャク」とか言ってた人いたけど
どちらかというと、これを彷彿したかも
もちろん色も濃紺・青を基調にしているので、
厳密には、まったく違うんだけど、
日本人の力強さをあらわすのに、
太陽の光が八方向に広がる図ほど
ふさわしいものはないって思う。
もし、タラソワさんが、
そんな意図を内包して、
この衣装を選んで下さっていたとしたら、
すごいことだ。
まさかとは思うけど(;^_^A
そもそも、あの衣装を見て
「これを思い出した」人は、
極めて「稀（まれ）」だろうし。
あっ！！！！
でも、もし、
こんな仮説が「ばかん人」に伝わったら、
えらいことになる。
ばかん人が発狂する。
発狂だけでは済まないかも・・・
ああ、クワバラクワバラ・・・
世の中、
馬鹿ほど恐ろしいものはない。
馬鹿で無知な、
自己完結型未来思考妄想狂に、
要らん知恵を授けてはいけない。
ま、そんなことは良いや。
真央ちゃんが気に入ったなら、
それが最高の選択なのだ。
何を着ても、真央ちゃんは素敵なのだ。
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[142回]
この記事へのコメント
無題
既に隣国から発狂いちゃもんつけられてるそうですよ。
真央ちゃんの衣装
真央ちゃんの衣装って、あれって昨年の色違いではないかと思うのですが違いますかね？
白鳥バージョンと黒鳥バージョンを作ってあったんだなぁ・・・と見ていたのですが。
今年のフリーには違う衣装が出てきそうな気がします。
違いましたね。＾＾；
衣装の件、今確認したら昨年とデザインが違いますね。すみませんでした！m( _ _ )m
スカートの処理が似てたので、勘違いしてしまいました！
無題
ひまわりを青くしたデザインみたいな。
ロシアの国花だし。
衣装
真央ちゃんの衣装ですが、お母様の好きなお花をデザインしてほしいとタラソワさんにリクエストしたようです。
ソチ五輪を母と共に、そんな想いもあったのかなあと思いました。
胆力
真央さんの衣装。鳥の目？？
と勘違いしたお馬鹿さんです。
わたしは、アレはタラソワ先生が知ってか知らずか分かりませんが「胆力」を与えたのではないかと。
力の源から四方八方に迸るエネルギー。鳥でも花でも生命力、輝ける命なのではないかなーと思いました。
現に素晴らしい気迫のこもった演技を見せつけてくれました。
氷上に咲く大輪でした。
無題
私はその時に衣装（色やデザイン等）についてもCHIEさんに御相談されたのでは？と勝手に思っています。
それを参考にしてタラソワにデザインをお願いしたのではないでしょうか？
無題
―――浅田選手の『ノクターン』の衣装は、7年前の衣装を紫の闇が突き破っています。彼女の中には別人がいて、彼女にむさぼられ引き裂かれていたことを表しています。骨太な身のこなし、最後に手のひら全体で送るキスは、『ノクターン』を演じているのがひとりの男であることを物語っています。
パープルの衣装の背中の一本のラインは針金、ふくらんだ布は鳥籠を表しています。彼女は鳥ではなく、それ自身では飛ぶことも湖水を渡ることもない鳥籠です。彼女は男をつかまえ閉じ込めています。それが本当の彼女です。
―――浅田選手の『ラフマニノフ協奏曲第２番』では、彼女は自分のものではない羽を腹から生やしています。男は鳥に喩えられています。彼女は鳥を捕まえ、腹に埋め込み石で楔を打ちました。青い鳥の羽は色褪せ黒ずみ、ところどころ血で染まっています。曲がかかると彼女の中の青い鳥は目を覚まし、羽を広げ、首を回し、滑空し始めます。彼女のジャンプはすべて精度を欠き、あるものは回りきれず、あるものは膝がこらえきれません。スピンは１度トラベリングし、ステップでも１度足を空に取られます。彼女は曲中何度も力を要求し引き戻します。そして最後、彼女は誰かに腕を掴まれ回され、青い鳥の羽を飾った彼女自身の右手で左胸を刺します。
―――髙橋選手の『ビートルズ・メドレー』には、同じ男から、「裸の彼」へのメッセージが込められています。
それぞれの曲の訳を並べます。
『Yesterday』
昨日、君が遠くへ行ったようだった
あまりにも自然に君はいなくなっていた
昨日が君を引き止めたのだ
僕が君でなくなる日を君は知らなかった
君は僕から引き剥がされどこかへ消えた
昨日は突然にやって来た
時が過ぎていく訳を
誰も君に教えてはくれなかった
僕は永遠の命をあげると言った
今、昨日が君を永遠につかまえてくれることを願う
さよなら、君との時間は本当にくだらなかった
今、墓に葬り去ろう
昨日が君を引き止めてくれたのだ
『Come together』
「おい、俺をいかせてくれよ 」
彼はゆっくりナイフを取り出す
彼は僕の目玉をくりぬいて焼き飲み込んだ
彼は髪を掴んで頭を膝蹴りして割り、
面白おかしくやりたい放題やった
彼は僕のつま先を潰してジャムのようにし、靴をてからせている
彼は大麻を吸い、薬を打った
彼は言う、「知ってるぜ、知ってるだろう
お前だって好きなんだよ」
「早く来いよ
俺にまたがれ」
彼は僕の腹を裂き、心臓を取った
彼はサイドボードから斧を出し、脊髄を砕いた
彼は短足を忘れるために僕の両足を切り落とした
彼はおかしいとどうか知ってくれないか
彼は暴行しながら、恍惚し射精する
彼は糞尿を飲み、ペニスを咥える
彼は言う、「糞と尿と精液で完璧」
こんな奴を見ない方がいい
『Friends and Lovers』
こんなこと言ったら君はどう思ったかな？
僕はいつも君に枷をはめたかったんだ
恐がっても遅いよ
寂しかったから友達や恋人を殺したんだろう？
それなら僕が君の友達になろう
恋人にもなるよ
心の中で君はそうしたがっているじゃないか
僕達ひとつにならないか？
いや、君と僕で一人になれるんだけど
そうだろ、これはチャンスだ
君の心臓はそのせいで潰れてしまうだろう
おっと、でも君の中にいる僕を止めることはできないよ
君はもうされるがままだ
僕は君の中だ
君は僕につかまった
君が会いたがっている時に友達はひとりも見つからない
そして分かるだろ？ 君が危険な気分の時に
他の恋人はひとりも見つけられない
『In My Life』
墓がある 記憶の中に
そんなことばかりだった 幾つかは無残に殺された時のもの
幾つかは永遠かと思うほど時間をかけて殺された時のもの
幾つかは強姦されながら殺された時のもの
墓はそれらの時を記憶している
君がしたのだ
幾つかは死んでから幾つかは生きているうちに喰われた時のもの
そんなものを人生と呼べるだろうか
しかし記憶の中の君は
今死んでしまった君とは比べ物にならない
そして記憶の中の墓は消える
墓が本物になった時
君への愛情などまったくない
死んでしまったからといって
立ち止まって君を思い出すことなど決してない
君が死んで本当に良かった
『The long and winding road』
氷の上の軌跡が描く「長く曲がりくねった道」は 君の牢獄の戸口へ続く
牢獄は永遠に消えない
君は以前も「道」を演じた まだたどり着けないのか
君を戸口まで送っていこう
キスアンドクライで君は僕をむさぼりつくした
氷は「ダイ」を嫌いながら耐えている
どうして僕をまっすぐに立ったままにするんだ、道って何かやってみろよ
出来が良ければ君は僕を忘れ 悪ければ僕のせいにした
いずれにせよ君は 僕が君のいろいろな道を演じたことなど気づかないだろう
そしてやはり君は「長く曲がりくねった道」に突き進んだ
君は僕をここでまっすぐに立ったままにした 何年も何年も
もう待たせないでくれ、君の扉を閉めなければ
しかしやはり君は「長く曲がりくねった道」に突き進んだ
君は僕をここでまっすぐ立にったままにした 何年も何年も
さあお別れだ（離してくれ）、君の扉を閉めなければ
―――『the long and winding road』は、聖書の創世記から着想を得ています。
「あなたが正しく行ったのであれば、まっすぐに立っておればよい。ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」
この言葉はカインに向けられています。この言葉の本当の意味は
「あなたは正しく行ったのだから、何もしないでただ戸口で立っていなさい。正しく行っていない人がいれば、自分で牢獄へ突き進む。だが、あなたは彼が牢獄へ入った後でその戸を閉めるべきである」
です。カインは悪人、アベルは善人のように解釈されていますが、カインは神の命令どおり土を耕し、アベルは神の命令に背いて羊を屠りました。
神は、「生き物、家畜や、はうもの」「野の獣」と呼ぶだけで、ある場合以外特定の名前を用いていません。神によってアベルは特定の羊を飼う者とされました。それは、神の意に沿わない罪を犯したしるしです。羊を飼う者とは、アベルが女を家畜として繋いでいたことを指します。
アベルは「彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、それも自分自身で」持ってきました。これは、彼が自分自身で人を手にかけ殺めたこと、そして羊は、最初の女であるエバであったことを指しています。
カインは、エバによって「私は、主によってひとりの男子を得た」と言われたただひとりの子供です。エバはアベルにはその言葉を向けず、アダムの子セツはアダムの妻に「アベルの代わり」だと言われています。セツが生まれたのは、レメクがふたりの妻をめとったあとのことです。セツを生んだのはエバではなくアダムの別の妻です。
カインは神の子で、アベルはアダムの子です。
カインはアベルに閉じ込められているエバのために、地の作物を持って訪ねました。そこにはエバの死を悲しむ神が来ていました。アベルはエバを殺して焼き喰らいました。神はエバはもう何も食べないこと、アベルが焼いているのはエバであることをカインに告げました。カインが憤り顔を伏せたので、神は、アベルは自分で牢に導かれる、その戸を閉めるべきだと言ったのです。
神がもう一人、特定の名で呼んだ人間がいます。蛇と言われたアダムです。エバは「蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べたのです」と言い、神は蛇に「おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなければならない」「彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく」と言います。
しかし、蛇は野の獣であり口を利くことはありません。そして、腹ばいになった後の蛇に踵があるはずがありません。
アダムは言いました。「あなた方がそれを食べるその時、あなた方の目が開け、あなた方が神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
アダムは神になりたいという欲望を持ち、神を妬み、善悪の知識の木の実をエバに食べさせて死ぬかどうか確かめようとしました。
エバはその時世界が終わったことを知りました。世界を創ったのは神です。神のようになりたいというその言葉が厄災を招き寄せ全ては悲鳴と怒号のうちに滅びるとエバは予感しました。
エバは、善悪の知識の木から実を取っておいしそうに食べ、それを見ていた夫に与えて食べさせました。自分も楽園を失うけれど、もしかしたらほんのつかの間世界は美しいままでいるかもしれないと思ったからです。二本ある木のうち善悪の知識の木から取ったのは、人からいのちの木を目隠しするためです。いのちの木は神によって守られ、人は永遠の命を失い、楽園から追放されました。
神が蛇に言った「おまえが、こんな事をしたので、 おまえは、あらゆる家畜、 あらゆる野の獣よりものろわれる。 おまえは一生、腹ばいで歩き、 ちりを食べなければならない。 わたしは、おまえと女との間に、 また、おまえの子孫と女の子孫との間に、 敵意を置く。 彼は、おまえの頭を噛み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」
と、アダムに言った「あなたが、妻の声に聞き従い、 食べてはならないと わたしが命じておいた木から食べたので、 土地は、あなたのためにのろわれてしまった。 あなたは、一生、 苦しんで食を得なければならない。 土地は、あなたのために、 いばらとあざみを生えさせ、 あなたは、野の草を食べなければならない。 あなたは、顔に汗を流して糧を得、 ついに、あなたは土に帰る。 あなたはそこから取られたのだから。 あなたはちりだから、 ちりに帰らなければならない。」
は、ともにアダムに言われた同じ言葉です。のろわれ、一生腹ばいで草を食べ、死んで元いたところへ巡り戻る。
そして、アダムの子とエバの子を隔てる。アダムの子は人の子で、エバには神の子を授ける。
これが、神の言葉の指すものです。
創世記のカインとアベルの場面をもとにしたプログラムを今季演じる選手がいます。町田選手です。
『エデンの東』は、アベルを野の洞へ閉じ込めた後、神がカインをかくまった土地です。その時、神はカインにひとつのしるしを授けました。それは、「町を建て」られるほど大きな木槌です。カインが「私に出会う者は誰でも、私を殺すでしょう」と指したのは、アベルの行方を探しているアダムです。
町田選手は、髙橋選手の戸口を閉め、エデンの東にいます。『ビートルズメドレー』の「僕」も、浅田選手の男も青い鳥も、他の全ての選手のプログラムを作り演じているのは町田選手です。
―――髙橋選手の『ソナチネ』の衣装は、襟が着乱れてシャツの裾がはみ出ています。これは、演技する直前まで彼が人を犯していたことを意味します。はだけた胸には拭き取った血の色がついています。彼は男に血を流させながら抱かないと氷の上に立てないのです。しかしその血の色は褪せて、もう彼が男に手をかけることができなくなるということを表しています。
―――小塚選手の『アンスクェア・ダンス』の衣装は実験用の白衣を着たマッドサイエンティストです。胸には飛び血がついています。ところどころに入った金色のスリットは、彼が金属で人を切り裂いたことを示しています。インナーの歯形の波は、刃物を手にした時の彼の執拗さを表しています。彼はマニアで、ギロチンや人を切り裂くための道具をDIYで手作りして試すことに無上の快感を覚えています。実験台に寝ているのは男です。しかし曲は、まばらな拍手と終わりの合図で、もうそれも最後だと伝えています。
―――小塚選手の『序奏とロンド・カプリチオーソ』の衣装はペンギンをベースにしています。飛べないペンギンを、股下の下がったズボンで表現しています。彼は実験室で、男の全身の皮膚を剥がして筋肉をつぶさに調べました。彼のコンプレックスは平板な腕でした。彼は男の腕の筋肉を塊ごとに取り出し、自分の腕に貼り付けました。血の色をした腕と、スリット入りのズボンで彼は嬉々として跳ね回ります。男から奪った血まみれの肉によって、彼の腕はうまくたわみます。しかし、プログラムからイーグルが消えていることに彼は気づいているのでしょうか。既視感を覚えさせる彼の演技は、毎年衣装と曲が変わるひとりきりの輪舞のようです。
今季大会に出ているどの選手のプログラムについても同じです。
安藤選手は、裸色の衣装に百合を葛のように巻いています。これは、彼女が百合に愛されているためひまわりの実を結ぶことはないことを表しています。往年の火の鳥の衣装の背中に首の折れた青い鳥を巻き付け、幸運を力尽くで手に入れるために悲しみを演出し、本当の犠牲者を無理矢理連れ回していることを物語っています。
鈴木選手は、腹に穴の空いた衣装でクリスティーヌを演じ、彼女が男に螺子を巻いてもらわないと動かないオルゴール人形であることを知らしめています。
織田選手はピーターパンの衣装でウィリアムテルを演じています。矢をつがえれば肩が擦れることも頓着しないボートネックのまま、子供に弓を向けています。これは、彼が、父親が子供のためにどうするかを知らないということを表しています。彼は父親ではありません。
村上選手は父親から受け継いだ宗教を究めるために、男装して男子寄宿舎に入る娘を演じています。これは、彼女が宗教儀式もスケートも男の力を身にまとって執り行っていることを物語っています。彼女の衣装はいかにも普通で、彼女が実際には大きな力を持っていないことを示しています。
羽生選手の衣装は村上選手の『パイレーツオブカリビアン』を、無良選手は『ジャンピングジャック』を継承し、彼らが自分自身の意志では何も決められないことを示しています。
今井選手や宮原選手の衣装のアシンメトリーも、男の力で演技していることを物語ります。どの選手のどのプログラムも、また、往年の『トゥーランドット』や人を引きずり込む海の方を演じた『タイタニック』も、すべてそれぞれの演技者自身を物語っています。
曲も、振付も、演技も、すべて男の力で作られ維持されています。
しかし、人間の純粋な努力によるフィギュアスケートをしなければ、神様が痛ましいです。
町田選手が神様です。