あにき日記

テレビ大阪でジャパンオープンを見られた方は
木下工務店のＣＭで
美しい旋律を耳にされたと思います。

木下さんったら、選曲のセンスは良いではないですか。
ビックリしました。

今日、ジャパンオープンを観て
何度も、涙がこぼれそうになりました。

さらに、ＣＭにて
ヘンデル「私を泣かせて下さい」を聴いてしまったら、
泣くしかありませんでした。

「わかりました。泣きましょう。」

[167回]

Lascia ch'io pianga（私を泣かせて下さい）　Sarah Brightman
http://youtu.be/Zz6XgUzEfOM

Opera Almira　soprano aria　（オペラ「アルミラ」よりソプラノ・アリア）

George Frideric Handel （ヘンデル）

Lascia ch'io pianga（私を泣かせて下さい）
mia cruda sorte,（私の残酷な運命）
e che sospiri la libertà.（自由のためのため息）
e che sospiri （自由を）
e che sospiri la libertà.(自由を求めて）
Il duolo infranga queste ritorte（悲しみは、これらの鎖を断ち切ること）
de' miei martiri sol per pietà.（私の苦しみの、同情のゆえに。

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最初の「泣かせどころ」は、
ジェレミー・アボット選手の
「エクソジェネシス：交響曲」でした。

ジャンプのミス等、ありましたが、
会場の空気を支配していました。
なんだか、胸が詰まる思いがしたのです。

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次の「泣かせどころ」は、
高橋くんのビートルズメドレーです。

想像していたほど、個々の曲の主張は強くなく、

曲調の変化は、耳で聴き分けたというより
高橋くんの演技の「色」の変化で感じ取ることができました。

「次に何の曲が来るのかな」と待つこともなく、
一つの作品として、５曲が消化されていました。

ジャンプのミス等ありましたが、
高橋くんの集大成への想いが脈々と伝わってきて、
観る者を震えさせました。

ローリー・ニコルさん・・・高橋くんの良いところ、よくわかっておられます。

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最後は、なんといっても真央ちゃんの「ラフマニノフ」

前出の記事で、
第１楽章と第２楽章を使うのかなと
想像で書きましたが、

違っていましたね。
第１楽章のみの構成でした。

そのため、曲を無理に切り貼りした感がなく、
自然な編曲で、
「一つの強いメッセージ」が
観る者に、強く伝わってきました。

最初の「鐘の音」で
４年前のバンクーバー
そして、４年間の真央ちゃんの歩みを思い、
すでに、感極まり、涙寸前でした。
ここは堪えて、３Ａ・・・
オーバーターンはしたものの３Ａでした。

中盤まであっというまで、
気付けば、演技は終盤に来てしまいました。

最後のステップは圧巻・・・
声を発することも出来ず、ひたすら見入りました。

初戦にして、素晴らしき出来上がり。
細かいミスはあったものの、
揺るがない根幹を確かに見届けました。
次の試合への確かなステップとなりました。

これが真央ちゃんのスケート人生なのですね。

ああ、もう、堪えることはできません。
どうか、私を泣かせて下さい。

Lascia ch'io pianga（；＿：）
Lascia ch'io pianga（；＿；）