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あにき日記

フィギュアスケート好きのあにきの日記

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「はだしのゲン」が「許せない」と怒る矛先は
「戦争」ではなく、「原爆投下」でもなく、一筋に「天皇陛下」なのです。

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読もうかと思いましたが、
ひかりTVで、アニメ版「はだしのゲン」「はだしのゲン2」の放送がありましたので
観てみました。
アニメ版は短いので、原爆投下から3年間の日々を描くのに留まっており、
これだけでは、「はだしのゲン」のすべては語れませんが、
「戦争は許せない」「原爆投下は許せない」という思いは、
嫌というほど、伝わってきました。

しかし、はだしのゲン」の作者が許せないのは
「戦争」でも「原爆投下」でもなく、「天皇陛下」なのでした。

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日教組臭ただよう小学・中学校の歴史教科書では
「戦争の真実」など教えてもらうはずもなく、
大東亜戦争が始まってポツダム宣言まで、数行で通りすぎて終りです。

「かろうじて嘘は書かれていないが、
その代わりに真実すら書かれていない」というのが
近代史、昭和史のページなのです。

歴史教科書にこれ以上手が加えられないからでしょうか?

「はだしのゲン」に限らず、推薦図書には、
戦争の悲惨さを書かれたものが数多くありました。

戦争の無惨な結末が誇張され、二度と戦争をしない国「日本」になれと、
しつこく釘が刺されていました。

戦争の本は嫌いでした。
心の中で「酷くて怖い本のカテゴリー」に仕分けしていたものです。

言ってみれば「はだしのゲン」は、
そのカテゴリーの1つのシリーズでした。

「はだしのゲン」は、内容の如何に関わらず、絵が恐いので、
見た目だけで読まないことを選択をしたとしても、
不思議ないと思います。

しかし、教師たちは、わざわざ悲惨なシーンのページを捲って見せて
「戦争は悲惨だから、天皇が悪い」と
史実のほとんどに蓋をしてしまうのです。

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「はだしのゲン」とは
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漫画家「中沢啓治」による、自身の原爆の被爆体験を元にした漫画。
同漫画を原作として実写映画やアニメ映画・テレビドラマも製作されている。
戦中戦後の激動の時代を必死に生き抜こうとする主人公中岡ゲンの姿が描かれている。

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「中沢啓治」とは
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1939年(昭和14年)3月14日 - 2012年(平成24年)12月19日)は、日本の漫画家。
広島県広島市舟入本町(現在の広島市中区舟入本町)出身。

代表作『はだしのゲン』等、
広島市への原子爆弾投下による自身の被爆体験を元に、
戦争・平和を題材とした作品を数多く発表している。
2011年(平成23年)8月、自身の生い立ちを語った
ドキュメンタリー映画『はだしのゲンがみたヒロシマ』が公開される。

中略

2012年(平成24年)12月19日午後2時10分、肺がんのため広島市民病院で死去。享年73歳。

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中沢啓治と平和記念式典
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被爆者でありながら悲惨な被爆体験のため
2010年(平成22年)まで広島市主催の平和記念式典に出た事はなかった。
「原爆に触れるのが嫌だった。(慰霊の日)8時15分が迫ると気分が重い。
逃げ回った姿が蘇る」と述べている。
2010年(平成22年)に肺がんで生死をさまよった事を契機に、
2011年(平成23年)、初めて平和記念式典に出席した。また、
前日にマツダスタジアムで「ピースナイター」として開催された
カープ対ジャイアンツ戦では始球式を務めている。
中沢は「カープのグラウンドで始球式できるとは夢にも思わなかった。
こういうときに野球をやると不謹慎と言われるけど、
平和だからできることを喜ばないと」と語っている。

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中沢啓治の執筆スタイル
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中沢の漫画は妻に手伝ってもらう他には一人で描いている。
これは中沢がアシスタントを雇って作業する方法を嫌っており、
自分一人で描くというポリシーを持っているためである。
そういった中沢のこだわりもあり、
違う職業の人としか顔を合わせないこともある。
理由は、原爆漫画家と同業者からレッテルを貼られていることが不快で、
自分の顔を見られることがだからと語っていた。

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中沢啓治の天皇陛下批判
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国家元首だった昭和天皇の戦争責任を主張しているため、
戦後も昭和天皇を激しく批判し、天皇制の廃止を強固に求めている。
戦後も戦争責任を取らず退位もしなかった天皇に対する中沢の怒りは、
一切の妥協を許さないまでに厳しく、
広島に行幸した天皇をさして『人間の神経をもたない冷血人間
厚顔破廉恥な野郎』と評するほどであった。

中沢いわく、
「天皇や軍部はポツダム宣言を無視し、
その結果、広島・長崎で多くの人が亡くなった。
なのに戦後、天皇が広島に来た時には日の丸を振るように学校で言われた。
なぜ万歳なのか。今でも腹の中が煮えくり返る思いがある。日本人は甘いと思う」

天皇ヒロヒトと皇族を助けるために広島と長崎は犠牲にされたのだ」。
また日本の戦争責任者の昭和天皇が生き延びた事が
イタリアの戦争責任者のベニート・ムッソリーニが逆さ吊りにされて
イタリア国民に石を投げつけられる末路と正反対である事を比較している。

『はだしのゲンへの手紙』では読者の「天皇は憎いですか?」という質問に対し、
天皇の名によってアジアで2000万人、日本では300万人も殺された、
私は天皇が憎い」と返答しており、『はだしのゲン自伝』で沖縄に米軍駐留を
申し出た天皇に対して激しい怒りを露わにしている。

ただし1975年(昭和50年)の日本記者クラブで秋信利彦(中国放送記者)の質問の返答で
昭和天皇が「戦争中の事だからやむを得ない」と失言した事に対して、
被爆者に対して土下座して謝って欲しかった」と述べている。

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中沢啓治のアメリカ観
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原爆投下の当事者のアメリカに対し怒りを持っており、
原爆投下をしたアメリカにはナチスドイツのホロコーストを批判する資格はない
と述べている。
アメリカの原爆投下について『黒い雨にうたれて』では
「勝てば官軍、負ければ賊軍、でも勝手すぎる」
『はだしのゲン』では「喧嘩両成敗」と主張している。

ただし、アメリカの国力もしくは文化には敬意を示しており、
ウォルト・ディズニーの白雪姫が戦前のカラー映画である事に気が付き舌を巻いたと言う。

アメリカの児童やオバマ大統領とその子女に英語版『はだしのゲン』を読んで欲しいと述べ、
実際に贈与している。

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中沢啓治の北朝鮮観
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日朝関係に対しては、日本統治時代の植民地支配を批判し、
朝鮮に対し贖罪意識を持っており、
朝鮮語版『はだしのゲン』を北朝鮮に持ち込みたいと述べている。

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中沢啓治の中国観
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日中関係に対しては平和交流を期待しており、
「日本人が被害者ぶるのではなく他の国で何をしたのかも知っておく必要がある。
南京虐殺の資料が出てくると、なんと日本人が酷い事をしたのかというのが出てくる。
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。」と述べている。

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「はだしのゲン」の作者の考え方、生き方も、さもありなんと思います。

原子力爆弾を投下で多くの人間が、一瞬にして命を落としたのは事実です。

放射能による被ばくによって、多くの人が長い間、苦しめられたり、
ガンなどを患い、短い一生を終えたことも事実です。

戦争の残虐さを、一番語っているのは、広島、長崎への原爆投下です。
「戦争犯罪」と呼ぶに、これほどふさわしい大虐殺はありません。

しかし、特に赤字で示したところあたり、
どこかでよく似た言い回しを聞いたり、読んだりした覚えがありますよね。

そう、中韓の言い分にそっくりなのです。

「はだしのゲン」で描かれたものの内、
その絵は、「史実」に基づくものと言って良いでしょう。
逆に、
その言葉(主人公の台詞など)は、必ずしも「史実」ではなく、
あくまでも、作者の考えや思想が投影されたものなのです。

本来ならば「史実」と「思想」は別に考えるべきことです。

しかし、
「はだしのゲン」は、マンガであるがゆえに
二つを同時に見せて、読ませて、混同させてしまうのです。

それが「はだしのゲン」の恐ろしさ、
漫画(コミック)の恐ろしさだと言えるでしょう。

作者は、幼いころから現在に至るまで(昨年亡くなった)の実体験により、
「戦争が憎い」と思うことは同調できますが、
何故それが、「天皇が憎い」に繋がるのか・・・

少々、安直であると言わざるを得ません。

それに、「憎い」のなら尚更、もっともっと、戦争の事実を調べ、
本当に憎むべき相手が何であるかを見極めるべきだったのではないでしょうか?

とはいえ、
「はだしのゲン」は、一つの漫画作品に過ぎません。
どんな考えを持ち、描こうとも自由です。

描く方も自由ならば、読むほうも自由

日本国内では、推薦図書とは名ばかりで
児童も、好きな本を読んでもよいという自由を有しています。

日本人には
どんな本を読もうとも、
どんな歴史観を持っていようとも、
その選択には自由が保障されています。

「はだしのゲン」が図書館にあろうがなかろうが、
読もうが読むまいが、
同調しようが、反発しようが、
日本人は、どうのように生きても刑に処されることはありません。

ところが

「はだしのゲン」がひとたび
中国、韓国、朝鮮人の手に渡れば、
如何様にも利用されてしまうのです。
事実、推薦図書は、中韓の監視の日教組が選んでいます。

日本は、言論が自由な故に、常に危険と隣り合わせとも言えます。

残念なことに、この尊い言論の自由
昨今、たびたび中韓の勝手な言い分に利用されています。
著名なアニメ監督や、文学者、政治家の発言など
例をあげればきりがありません。

言論が自由な故に鳩山由紀夫は殺されることもなく、
関口宏など、有名テレビ司会者や、
コメンテーターと名乗る変な人のギャラも弾みます。

日本人は下手をすれば、自由という波に溺れ、舵を欠いていたかもしれません。

しかし、現在多くの日本人が、気付きました。

だからこそ、今ここで
自由」の語意に補筆をしなければなりません。

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自由(じゆう、英: freedom, liberty)とは、
他のものから拘束・支配を受けないで、
(※補筆)中韓に利用されないで、
自己自身の本性に従うことをいう。哲学用語。

「フリーダム; freedom」と「リバティ; liberty」は、ともに自由と訳される。
現在、この2つの語はほぼ同じ意味で用いられるが、
その意味合いは微妙に異なっている。

フリーは古英語の「frēo」に由来する。「好む、愛」の意味を持つ。
北欧神話のフレイ、フレイヤも同じ語源による。
古アイルランド語の「ríar」はウェールズ語の「rhydd」と対応し
現在の「free(自由な)」に直接対応している。
古代ギリシア語では「πρᾶος(praos, 温和で、優しい)」。
気ままさや傲慢さが含意される場合がある。

リバティはラテン語「liber」は
「社会的・政治的に制約されていない」「負債を負っていない」という意味。

日本語に訳したのは福沢諭吉であり、
仏教用語の「自ずからに由る」(おのずからによる)からきている。

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