回転不足判定、ダウングレード判定には、
全てのはっきりとしない場合には、テクニカルパネルは
スケーターの利益になるように務めるべきである。
田村岳斗さんブログより。
これはまさに「In dubio pro reo」の精神です。
[54回]
in dubio pro reoとは
疑わしきは罰せず出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「疑わしきは罰せず」(ラテン語:in dubio pro reo)は、
刑事裁判における原則である。
ラテン語の直訳から「疑わしきは被告人の利益に」ともいう。
刑事裁判においては検察側が挙証責任を負うが、
被告人が不利な内容について被告人側が合理的な疑いを提示できた場合には
被告人に対して有利に(=検察側にとっては不利に)事実認定をする。
この言葉は事実認定の過程を裁判官の側から表現したものである。
これを、当事者側から表現した言葉が推定無罪であり、
ふたつの言葉は表裏一体をなしている。
「疑わしきは、スケーターの利益に」は
ISUの理念であるに関わらず、
世界ジュニア選手権 女子FSのパネルジャッジには
この理念が感じられなかったと、田村さんは書いてられました。
世界ジュニアの女子のSPも大概酷かったですが、
FSに至っては、「スケーターの利益」など微塵も感じられませんでした。
重箱の隅をつつかれ過ぎて、
重箱の隅に穴が空いてしまったような試合でしたね。
ほんとに、心が痛かったです。
っと、ここで蒸し返すのはやめておきましょう。
ところで
「in dubio pro reo」の理念がある国ならば、
当然、「疑わしきは、スケーターの利益に」も通用するはずですよね。
「in dubio pro reo」の理念がある国は以下の通りです。
日本
アメリカ
カナダ
イギリス
ブルガリア
チェコ
ドイツ
スペイン
フィンランド
イタリア
ラティナ
ノルウェー
ポルトガル
ロシア
クロアチア
さすがというか、なんというか
中・・・韓・・・朝・・・には無いみたいです・・・
逆にチンクアンタの国にもあるのが不思議です。
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