だいたい
ペア競技は過酷過ぎる。
大男が
小さい女の子を
投げたり、
飛ばしたり、
放り上げたり
振り回したり
なんてことするんだ。
普通なら、逮捕される。
酷過ぎるじゃないか。
小さな怪我なんて日常茶飯事だろうし、
一つ間違えれば、大怪我。
選手生命を断たれることだってある。
それでも、
ペアの演技に魅せられ続ける。
高難度の技も事も無げに、鮮やかに
軽やかに、華やかに、美しくて。
観ている方は、
試合で仕上がったプログラムしか観てないから
素晴らしい技に、ただただ拍手喝采し、胸を熱くする。
けれども
スポーツである限り、
当たり前かもしれないが、
華やかな舞台裏では、
苛酷な練習を、日々、積んでいるのだろう。
シングルの選手でも、ジャンプやスピンで
足腰を傷めたりする。
さらに
ペアは、過酷だ。
リフト、ツイスト、スロージャンプ、デススパイラル。
腕と腕を繋いだだけで高難度の技をくりだす、
腕や肩の負担は、半端じゃないんだろうな。
だから
肩関節といえば、ペア選手にとっては「要」。
一番よく使うから、一番傷めやすいというわけか。
それなら尚更
治ったら、すぐに使うというわけにはいかないかもしれない。
高橋成美選手ブログ「氷上のフェアリー」より
2012-10-25 16:09:31
ご報告
こんにちは。
残念なお知らせをしなくてはなりません。
実は、4月の練習中に脱臼をしてしまい、
そのあと治療をしながら頑張って来ましたが、
先週また大きく痛めてしまいました。
診察の為急遽日本に帰ってきて
検査をした結果、お医者さんに
手術が必要と言われ、
すごく悩みましたが、
決断しました。
新しいプログラムを皆さんの前で
披露出来るのをとても楽しみにしていたので
本当に残念でなりません。
今はまず、
怪我をしっかりと治したいと思います。
必ず、元気になってすぐに戻ってくるので、
これからも応援宜しくお願いします!!
成美
成美ちゃんが明るく報告しているのに
いたずらに悲観的になる必要はないのかもしれないが、
五輪シーズンを思えば、
何としてでも今シーズン中に復帰を考えてしまうだろう。
少々の無理は承知で、頑張ってしまうかもしれない。
その「無理」が一番、心配だ。
どうか、今シーズンは治療に専念してほしい。
来シーズンに、また、元気な笑顔を下さい。
成美&マーヴィン応援「246枚の写真集」
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