下記は、あくまでも個人的な意見ですので、
必ずしも、真実とは合致しておりませんので、あらかじめご了承ください。
フィギュアスケートの採点論争は尽きない。
だけど、一つわかったことは、
点数、特にPCSは、一回の試合だけで決められてないという点。
実は、ジャッジはお馬鹿さんで
自分の目で、今、見た演技を採点することができないの。
「だいたいこの選手なら、このくらいの点を出す」という
基準がなければ、わからないの。お馬鹿さんたち。
だから、選手は個々、
試合前の公式練習中に自分の演技を売り込んだり、
国内試合で好成績を上げたり、
PCSの評価を上げるのには、
長い時間をかけて
ジャッジへの「印象操作」を行わなければならない。
鈴木明子さんが、PCSを高くするのに
時間が掛かったことを考えれば、よくわかる。
Pチャンや、ヨナにしても
印象操作を巧みに駆使したことは、間違いない。
その方法が、
金であったか、
ジャッジと仲良くすることであったか、
その真実は、わからないが、
「本当に実力をジャッジに見せること」が、皆無だったとは言えない。
逆に、やることはすべて、やってきているはず。
裏も表も。
日本人は概ね、表(正攻法)で当たり前だから、
裏もやり、表もやられたら、もうお手上げ。
浅田選手、安藤選手は、ヨナの印象を持ち上げる対抗馬に使われていたのだから、たまったもんじゃない。
日本人の正義の心からすれば、信じられない、許されない行為を行ったわけだ。
もともと、悪い印象があるはずのない選手に、妙なレッテルを貼る。
「汚い裏を使う」のが普通の民族は、その方法に何の懸念も感じないだろうが。
そして、定着してしまった「印象」は、なかなか払拭できない。
良い印象はもちろん、悪い印象も。
ジャッジは、本当に不能な野田。
だから、浅田選手が昨年から取り組んでいるのは
ジャンプやスケーティングなどの質の向上と共に、
ジャッジの印象を上げることでもあると思う。
正攻法で、時間を掛けて、地道に、コツコツと
信夫コーチは、そこのところ、よく解ってらっしゃる。
それこそ、武器だとまで謳われた「3A」も、
強調することなく、技の一つの要素として、消化していった。
そして、美しいスケーティングを際立たせる、
美しい旋律の「愛の夢」を2年、使ってきたことで、
ラフマニノフの「鐘」で見せた荘厳で重いイメージから、
軽やかで美しいイメージに塗り替えていった。
確実に一歩一歩。
ファンたちも、手ごたえを感じているはずだ。
ジャッジの採点論争は尽きない。
マイナスに捉えると、腹の立つことばかりだ。
だけど、浅田選手をはじめ、日本の選手たちは前向きだ。
プラスに考えて、自分を磨き続けているのだから、
ファンは、見守るしかない。
そして、コロラドで佐藤信夫コーチの世界殿堂入り表彰が行われた。
もちろん、浅田選手・小塚選手のコーチだ。
日本の正攻法は、世界的に絶対的な評価を受けている証拠だ。
このタイミングでこの表彰。
勝機をみた。
浅田真央。いざ、飛翔の時。
[72回]
PR
この記事へのコメント