開催予定のGPシリーズもエントリー選手が決まり、
まだ遠い季節(秋)を思いやります。
今回の大会は、欠場を決めた選手もいますが、
五輪後の羽休みから復帰する選手もいます。
また、新たな戦力のシニアデビューも多く、
その活躍が期待されます。
この秋のGPシリーズは、ソチ五輪シーズンを目標にすれば、
スタート地点と言っても過言ではありませんね。
五輪後の調整などで、昨季、少々戦力が鈍っていた選手も
おおいに巻き返してくると考えられますね。
女子でいえば浅田選手もその一人です。
鈴木明子選手、ラウラ・レピスト選手などなど。
中堅、あるいはベテラン勢の巻き返しに期待が掛かります。
男子でいえば、アメリカ勢エバン・ライサチェック選手、ジェレミー・アボット選手などですね。
その一方、シニア第1季、第2季の選手たち、新たな戦力が頭角を現してくる季節です。
このGPシリーズに参加する選手の平均年齢を調べたところ、
2012年3月31日、シーズンが終わる時点での年齢の平均ですが、
男子では22歳。女子では、なんと、19歳。
浅田選手でさえ、年齢が高いほうになるわけですから、末恐ろしいことです。
しかしながら、若手選手が成長と共に成績が良くなるかといえば、必ずしもそうではありません。
女子でいえば、身長の成長が止まると横に広がる・・・の選手も少なくありません。男子では、筋肉の発達とともに体の動きが硬くなってしまう選手もいます。
ま、普通、どんなスポーツでもそうですが、そのスポーツの適正年齢を決める根拠は、成長に関わる一長一短の身体変化にあるといえるのです。
そういったいろいろな背景のもと、
GPシリーズはどのように展開していくでしょうか。
まずは男子。
見どころは「パトリック・チャン銀河シールド」の打破です。
あの銀河点に、どの選手がどのように食い下がるのか、そのあたりに焦点を置いて、次回、語らせていただきます。
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