浅田真央エッセー“ドタキャン”の真相…銀盤女王に何があった?
zakzak news
何を言うか・・・
銀盤の女王に何かがあったわけではなく
出版社に問題があったのだ。
浅浅田選手のエッセイが発売されるのならば
何をおいても購入したいと思うはずなのだが、
どうしても、予約する気になれなかった。
どこか胡散臭さを感じていたのは僕だけではあるまい。
出版社が、あの「ポプラ社」にして
このタイミング。
浅田選手の家が忌中であるこの時期に・・・
同情が集まるであろうこの時期に
発売告知があれば、
浅田選手の特別なFANでなくても、
興味を示すであろうと、容易に予測できた。
しかも宣伝に「ママ、本当にありがとう」なんて付けくわえて。
案の定、予約が殺到することとなった。
これが、販売戦略でないはずがない。
ポプラ社ときけば、嫌でも思い出すのが
2010年第5回ポプラ社小説大賞受賞
齋藤智裕著「KAGEROU」
「水嶋ヒロ」というタレントの著書の販売に
とんでもない着色を施した。
しかし、幼稚な仕掛けは、あっという間にメッキがはがされることとなった。
一年ほど前の記憶に新しい、ポプラ社のお粗末な販売戦略であった。
そして、今回の事態。
「母の死を売り物にしていると思われたくない」
あたりまえだ。
ポプラ社の担当者は「本の内容自体に虚偽はないが、亡くなられたお母様が、あたかも商売の道具にするかのように見えてしまう宣伝・告知をしたことが問題だった。大変、ご迷惑をおかけした。まずは関係各所におわびをしたい」
何を言うか。
ポプラ社は、まず、浅田選手に謝れ。
売上のために、浅田選手の心を傷つけるような宣伝を行ったことを。
真央「私の思いと異なる」初エッセー予約10万部超も発売中止
スポーツ報知 1月13日(金)8時2分配信
フィギュアスケート女子・浅田真央(21)=中京大=の自身初だったエッセー「大丈夫、きっと明日はできる」の出版元・ポプラ社は12日、同書の発売を中止したと発表した。2月8日発売予定ながら、昨年暮れまでに10万部を超える予約が殺到。話題となっていたが、本の宣伝・告知が昨年12月に亡くなった真央の母・匡子さん(享年48歳)を前面に出すなど真央本人の意向に反したため、出荷直前で異例の中止となった。真央はこの日、自身のホームぺージで「私の思いと異なる」とコメントした。
予約だけで10万部を超え、ミリオンセラー必至と注目された話題の本が、発売目前で「お蔵入り」となった。出版元のポプラ社はこの日、発売27日前に同社ホームページ上で発売中止を発表。「一部宣伝方法に、著者ご本人の意にそぐわない部分がございました」と説明し、関係各所への謝罪文を掲載した。真央本人もオフィシャルホームページを通じて「本の宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、出版を中止させていただくことになりました。大変申し訳ないですが、ご理解のほどよろしくお願いいたします」と、異例のコメントを出した。
真央自身にとって初めて語り下ろしとなる予定だった同書は、2010年バンクーバー五輪で銀メダル獲得後、この2年間の日常生活で気をつかっていることや、目標設定をどう定めるか、日頃から考えている人生訓などを紹介。また、母・匡子さんへの感謝の気持ちなどさまざまなメッセージがつづられており、209ページ、税込み1365円の値段設定で、1年以上かけて制作が進められてきた。
ところが、2月8日の発売日を前に宣伝・告知で問題が発生。全国書店などに配る予定だった販促用ポスターに「ママ、ほんとうにありがとう」などの文言が強調して使用され、浅田サイドの意に反した。本の制作も最終段階で店頭に並ぶ寸前だったが、中止にした。
ポプラ社の担当者は「本の内容自体に虚偽はないが、亡くなられたお母様が、あたかも商売の道具にするかのように見えてしまう宣伝・告知をしたことが問題だった。大変、ご迷惑をおかけした。まずは関係各所におわびをしたい」と説明した。
真央のマネジメント会社担当者は「ポプラ社に対しては不信感がある。発売中止になった本が今後、改めて同社から出版される予定はない」と話した。何よりも真央のメッセージを読みたかったファンにとっては残念な結果となってしまった。
IMGよ。良く言ってくれた。
ポプラ社に対して
多くの浅田選手FANも不信感が消えないだろう。
一般の人たちもそうだろう。
そして、この記事はまだまだましな方だが、
サンケイスポーツなどは、
まるで浅田選手のドタキャンで、出版社が損を被ったように表現している。
そう。
ここぞとばかり、浅田選手sage記事を書いているわけだ。
それもまた、許し難い事態だが。
とにかく、
下手な販売戦略を施すと、結果的に「売れなくなる」。
もう、そろそろ、ポプラ社も身にしみてもいい頃だが。
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