忍者ブログ

あにき日記

フィギュアスケート好きのあにきの日記

HOME • Admin • Write • Comment
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

FANTASY FOR VIOKIN AND ORCHESTRA
from Ladies in Lavender(Nigel Hess)
Joshua Bell,violin
Royal Philharmonic Orchestra/Nigel Hess

ヘス:ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー
(映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より)
ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)
ナイジェル・ヘス指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

2007/08シーズンの浅田真央選手のSP使用曲です。

切ない旋律をジョシュアべルのヴァイオリンが甘美にまで歌い上げる。
タチアナ・タラソワ氏が浅田選手のために渾身の振付を施した。

あのシーズン浅田選手はSPでのジャンプの不調に悩まされ、美しい振付を満足に踊りきることができずにいた。
SPのあとは、いつも曇った表情で、時には涙を見せていた。
メロディと振付に刻まれた「届かない想い」が、
まるで浅田選手の、完璧な演技に「届かない想い」を表しているかのようにさえ思えた。

後から考えたのだから、「こじ付け」かもしれないが、
タラソワ氏は、「浅田選手の生き方」そのものに振付を施していたように思えてならないのだ。

次のシーズンでは「愛する」ことが「悲しみ」にも「憎しみ」にも変わっていく愛憎の様を表した仮面舞踏会」で、スケートへの愛から生じる「悲しみ」「口惜しさ」「憎しみ」を浅田選手は演じ切った。

五輪シーズンでは、SPで「仮面舞踏会」が持つもう一つの顔、
華やかで喜びに満ちたワルツで、スケートの楽しさを演じ切り、
片や、フリーでは「鐘」で、スケートへの執念とも思える強い想い、
どんなにフィギュア界が歪んでいても「私は滑る」そして「勝つ」。
浅田選手の魂の叫びを、確かに演技の中に見た。

そして、今季、エキシビションではショパンのバラードでタラソワコーチと浅田選手の「奇跡の軌跡」を演じている。

浅田選手は、プログラムを演技するスケーターではなく、
プログラムで、自分を表現するスケーターなのだ。
タラソワ氏には、それが良くわかっていたのだと思う。
タラソワ氏は、真央を信じていた、愛していた。深く。
言葉など通じなくても、魂は繋がっている。
僕はそう信じている。

その愛の始まりの思い出の逸品。
「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」

旋律が耳をかすめ、僕の脳裏には、
浅田選手の滑らかに踊る姿が、鮮やかな色を放ち続けるのだった。




拍手[1回]

PR
NumberWebで気になるコラム、発見。必読です。

拍手[0回]

お母さん。
僕は、心の狭い人間かな?

僕はダイニングの椅子にだらしなく腰掛けて、
何だか甘い香りのものを作ってる母の背に
無言で問いかける。

どこまで打たれ弱いのだ、僕は。
あれだけ、ブログで毒を吐いておいて、
指摘されると、とんでもなく落ち込む。

そういえば、中学のころだったな。
雨が多い秋の初め、たまたま晴れたその日、
涼しく感じる程の夕風が窓からそっと流れてきた。
僕は図書館から帰ってきて、こうやって今と同じように
テーブルにうつ伏せて、何かに落ち込んでいたんだな。
原因は覚えていないけど、人気者には程遠い僕は、
時々、孤独で、やるせない寂しさを覚えたものだ。
だけど、
暗くなりかけた外とは対照的に、キッチンには明るい灯が燈っている。
夕食の支度の優しいにおい。当たり前のようにそこに居てくれる存在。
いつか僕は、この幸せを懐かしく思うことになる。
二度と帰ってこない時間だったと、思い知ることになるんだ。
そんなことを想像して、僕はサメザメと涙をこぼしていた。
「何があったの?」と聞かれても、答えることもできない。
ただ「寂しい」と言って甘えることは、
中学男子にとっては、とっくに恥ずかしいことだったから。

今だったら、もっと恥ずかしいよね。
でも、背中を眺めてるだけで、ちょっとほっとする。

「わっ、びっくりした。いつから居たん?なにやってるん?」
振り返った母は、何もないはずの空間に僕の存在を見つけて、
心底驚いたようだった。
「いや、別に。ぼうっとしてただけ。」
「・・・・・・・・・・・・あ、そう」
「んじゃ、上、上がるし」
「あ、ちょっと待って待って、味見、味見
ジャム作ってんねん。こないだいっぱい送ってきたミカンあったやろ?
あんたら、あんまり食べへんから、痛めてもなんやし。」
「ジャム?マーマレードと違うの?」
「違いが良くわからんけど、苺ジャムと同じ作り方したから、ジャムなんよ。熱いうちに食べるもんとちがうけど、おいしいんやで」
そういって、小さな器に2口分ほどのジャム?を入れてくれた。
口に入れると、ほっこりと暖かく、甘酸っぱかった。
「うん、おいひい・・・田舎の味~」
「な?おいしいやろ?ってイナカってどういう意味よ?」
「いや、田舎っていうか、故郷っていうか、母の味?」
「まあええけど。言うとくけど、あんたには田舎は無いで!」
「ん?」
「実家を出てないんやから。独立してないんやから。」
「うっ。そ、それは、出ていけってことでしょうかね?」
「いいえ~そんなことないけど~?一生居ても良いんやで~~」

・・・ぞおっ・・・悪寒が、オカンだけに・・・逃げなければ。

「ご、ごちそうさま。」
とっとと逃げるが勝ちです。

母は、もしかしたら、ちょっと気づいていたのかも。
僕の心の中に、吹き抜けた小さな風のこと。
ありがとう。充分に温まった。あったかく甘酸っぱいジャムで。

やっぱり、うちの女性たちには、ぜんぜん、敵わない。

拍手[3回]

僕は、このブログで、フィギュアスケートを楽しもうと思っていたのに、
気づけば、すごい佳菜子アンチ記事を書いてしまっていました。
読者の方よりご指摘を受け、落ち込みつつも、深く反省しました。

もちろん、僕自身の好みを自分の日記に書くことは、自由だとは思います。だけど、その記事を読んでくださる方に、少なからずも影響があるのだということを忘れてしまっていたのです。

いつでもだれにでも楽しめるブログって難しいですね。
だけど、もう一度がんばって、楽しいブログを目指します。

これに懲りず、今後とも「あにき日記」をよろしくお願いいたします。

拍手[0回]

僕はね、正直なところ、佳菜子が優勝しなくてよかったと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕は、別にアンチ佳菜子ではない。
日本の選手はみんな応援してる。
だけど「真央ちゃんに近付けたかな?」と
無邪気な風を装って、本音をポロリと口にしてしまった時から、
僕の中での佳菜子の株価は、一気に暴落してしまったのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて本題だが、GPファイナル女子、安藤選手、鈴木選手はすごく残念だった。
安藤選手はSPの出遅れが惜しまれる。いいフリーだった。
鈴木選手はジャンプのミスが目立ったのと、演技構成点が伸びなかった。その原因はファイナル出場者の内、シズニー、コストナーが
スケーティングの綺麗さで、圧倒していたからだと思う。
五輪金の「漕いで漕いでナンボのもんヨナ?」さんなど、
足元にも及ばない。
プロトコル見てみないと、ジャンプの出来映えはわからないけど、
ジャンプの種類もシズニーはちゃんと跳んでいた。
コストナーはジャンプの種類が、4つしかなかったけど?
PCSで佳菜子をかなり上回った。

モニター画面で、コストナー、シズニーの演技を見てた
佳菜子の笑顔が、おもしろいほど、だんだん曇っていった。
おそらく優勝が頭をかすめてたのだろう。
これでいいんだ。世界をなめんなよっと。
もっと精進しろということで、ちょうど良い順位だったと思う。
「人と競争したくない、先生になりたい」のなら、さっそく実行してほしい。
優勝する時っていうのは、全選手を敵にまわすこと。
その覚悟もないうちに、みんな仲良しを演じてる間に
世界最高タイトルを与えるわけにはいかないでしょ?
僕は、作り笑顔やまがい物は苦手だ。
メッキは必ず剥げる時が来る。
その時が来た時、自分を磨くチャンスだと思うか、
「ちっ」と舌打ちして、むくれるのか、
どちらを選ぶかで、佳菜子の将来は大きく変わるはず。
かつての五輪女王は、後のほうを選んで今に至る。

佳菜子の将来は、ある意味、浅田選手の未来より、
ずっと広がっていると思う。
振付師にもなれそうだし、ダンサーとしても活躍できる。
指導者としてもがんばれそうな気がする。
フィギュアスケート選手という枠に捕われないほうが
ずっと、生き易いんじゃないか、輝けるんじゃないかと思う。

逆に浅田選手は、ストイックに戦い続ける=スケートと生きていくしかない。

どっちの生き方が良いかなんて、僕には断言できない。

だけど、浅田選手のあの後ろ姿を思い出すだけで、涙が止まらない。
どこまでも続く道を、真っ正直に進むあの姿に、
深くて大きな感動を、幾度も幾度も、もらっっている。
他の誰にも埋められない。
結局、真央じゃなきゃダメなんだよ!!僕は!!

拍手[3回]

男子フリー、先に速報見て、
ほぼ予想通りだなと。
チャンの爆弾点に、ああまたかと。
PCS出過ぎかと思った。

しかし、今日のチャンは、すごく良かった。
この点差は、気に入らないけど、1番の出来だったのは確か。
オペラ座の怪人・・・初めて、ジャンプがほぼ全部入ったの見た。
スケーティングはやっぱりうまい。
インチキ女王様よりは、実力が点数に叶ってるのかも。
チャンに届くのは、最高のコンディションの小塚くんぐらいかも。
織田くんは、やっぱり、どこかやっちゃってるな。最後の1コケ。
ジャンプも悪くなかったんだけど、
3Aの跳ぶ前の構えが嫌いだな~あれは、綺麗じゃない。

まあ、チャンに決まってたようなものだけど。
高橋くんの調子がちょっと心配だね。

拍手[0回]

カウンター

カレンダー

08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

モバイル「あにき日記」

ブログ内検索

プロフィール

HN:
あき
HP:
性別:
男性
職業:
アパレル系
趣味:
音楽鑑賞

忍者アド


忍者アド

忍者アナライズ

my favorite figure skating


AmazonStore
by amanatu

ブログ村リンク


にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村
にほんブログ村 家族ブログ 兄弟・姉妹・親戚(家族)へ
にほんブログ村

今日のまろん


glico


グリコネットショップ

glico & FIJI Water


glico "Hesperidin"αGヘスペリジン

FIJI Water
ミネラルウォーター 通販 水

Yoroshikarou


アクセス解析

Copyright ©  -- あにき日記 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]